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【材料】明光ネットが大幅反発、販管費コントロールが奏功し上期利益予想を上方修正

明光ネット <日足> 「株探」多機能チャートより
 明光ネットワークジャパン<4668>が大幅反発している。3月31日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(21年9月~22年2月)連結業績について、営業利益が9億5200万円から12億6500万円(前年同期比36.0%増)へ、純利益が9億6700万円から12億2700万円(同84.2%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

 早稲田アカデミー個別進学館事業を早稲田アカデミー<4718>に譲渡したことに加えて、オミクロン株の感染拡大による入会需要の後ろ倒しの影響などにより売上高は101億円から99億2700万円(同1.9%増)へ下振れたものの、経費や販売費のコントロールが奏功し利益は上振れたとしている。

 同時に、保育士・幼稚園教諭に特化した転職支援サービス「しんぷる保育」や栄養士に特化した転職支援サービス「しんぷる栄養士」を展開するSimple(東京都品川区)の全株式を4月1日付で取得し、子会社化すると発表した。同社では中期計画で、新規事業である人材事業への取り組みを強化することで、教育事業に続く収益の柱を創出することを重要な事業戦略として掲げており、その一環として保育業界での人材紹介事業を強化するのが狙い。取得価額は非開示。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。

出所:MINKABU PRESS

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