【特集】「中古車」が10位にランク、競売価格100万円台乗せで関心高まる<注目テーマ>
USS <日足> 「株探」多機能チャートより
1 サイバーセキュリティ
2 再生可能エネルギー
3 メタバース
4 防衛
5 円安メリット
6 旅行
7 ロシア関連
8 水素
9 ニッケル
10 中古車
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「中古車」が10位となっている。
ユー・エス・エス<4732>が7日に公表した2月の中古車オークションデータ(速報)によると、成約車両単価は前年同月と比べて20.1%高い100万6000円だった。前年同月を上回るのは21カ月連続で、半導体不足の影響などから新車の納期が遅れていることなどが背景にあるようだ。
トヨタ自動車<7203>は15日、トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)でミニバンの「ノア」や「ヴォクシー」を生産しているラインを今月22~25日及び28~31日に停止すると発表した。中古車の人気は当面続くことが予想され、株式市場では関連銘柄への関心が高まっている。
主な銘柄としては、アップルインターナショナル<2788>、ネクステージ<3186>、オークネット<3964>、IDOM<7599>、カーチスホールディングス<7602>、ケーユーホールディングス<9856>など。中古車ビジネスの総合プラットフォーム「symphony」を展開するファブリカコミュニケーションズ<4193>、中古車サイト「グーネット」を運営しているプロトコーポレーション<4298>にも注目したい。
出所:MINKABU PRESS