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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ローム、日本駐車場、牧野フ (4日大引け後 発表分)

ローム <日足> 「株探」多機能チャートより

 4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ローム <6963>   ★今期経常を14%上方修正、配当も25円増額
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の660億円→750億円に13.6%上方修正。増益率が62.3%増→84.4%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。自動車関連市場や産業機器関連市場が引き続き好調に推移し、売上高が計画を上回ることが寄与。固定費比率の改善に加え、円安による為替差益の発生も利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の160円→185円(前期は150円)に増額修正した。
  併せて、タンタルコンデンサ事業に関する資産を京セラ <6971> の米国子会社KYOCERA AVX Componentsに譲渡すると発表。

 日本駐車場 <2353>   ★上期経常が27%増益で着地、自社株買いも発表
 ◆22年7月期上期(21年8月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比26.6%増の23億円に伸びて着地。月極契約の営業強化による時間貸物件の収益改善や前期からの新規物件受託の利益が寄与し、駐車場事業の収益が伸びた。テーマパーク事業とスキー場事業で来場者数が増加したことも大幅増益につながった。
  併せて、発行済み株式数の1.23%にあたる400万株または5億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 牧野フ <6135>   ★今期配当を30円増額修正
 ◆22年3月期の年間配当を従来計画の30円→60円(前期は20円)に大幅増額修正した。好調な業績などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。

 ゼネラルパ <6267> [JQ]  ★今期経常を一転1%増益・最高益に上方修正、配当も10円増額
 ◆22年7月期上期(21年8月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比52.4%増の7.8億円に拡大し、従来予想の4.7億円を大幅に上回って着地。包装機械事業と生産機械事業の利益率が想定より改善したうえ、包装機械事業における一般管理費の抑制も寄与した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の7.5億円→10.5億円に40.0%上方修正。従来の28.0%減益予想から一転して0.8%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
  業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→70円(前期は70円)に増額修正した。

 トーホー <8142>   ★前期最終を3億円の黒字に上方修正
 ◆22年1月期の連結最終損益を従来予想のトントン→3億円の黒字(前の期は35.9億円の赤字)に上方修正した。収益構造改革の進展に加え、固定資産の売却に伴う特別利益を計上したことが上振れの要因となった。

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