【材料】新東工が3日ぶり反発、「オフラインティーチングソフト ZYXerPath」を発売へ
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ロボットに動きを設定するティーチング作業は通常、ティーチングペンダントと呼ばれるコントローラを操作し、目視で製品との緩衝を確認しながら微妙な動きを調整していたが、「オフラインティーチング」は3DCADのソフトを利用し、ソフトウェア上でロボットの軌道を作成して動作を覚えさせるティーチング方法。一般的なオフラインティーチングソフトは、3Dデータ上の作業対象と現物の作業対象との形状差には対応できないため、現場での微調整が必要となるケースがあったが、新製品は同社が独自開発した2系統へ出力する「ダブル出力モデル」の力覚センサを使用することで、個体差や設置時の微妙なズレを考慮して、高精度なティーチング作業を実現したのが特徴。これにより微調整のために現場に行く必要がなくなるほか、急速に進むものづくり現場のデジタル化に対応するとしている。
出所:MINKABU PRESS