【特集】「原油高メリット」が20位にランク、ウクライナ緊迫化でWTI価格上昇<注目テーマ>
INPEX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 メタバース
2 総合商社
3 半導体
4 全固体電池
5 銀行
6 LNG
7 鉄鋼
8 海運
9 エネルギー
10 パワー半導体
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「原油高メリット」が20位となっている。
原油価格の上昇が注目を集めている。11日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の3月限が前日比3.22ドル高の1バレル=93.10ドルと上昇。一時、94.66ドルをつけ、7年4カ月ぶりの高値圏に買われた。ロシアによるウクライナ再侵攻への懸念が高まるなか、石油大国であるロシアの原油輸出に影響が出て需給がタイト化することが警戒されている。
このなか、原油など資源開発を手掛けるINPEX<1605>や石油資源開発<1662>、それに石油元売り大手で原油開発も手掛けるENEOSホールディングス<5020>や出光興産<5019>などが原油高メリット関連株として注目されている。また、中東など産油国でのプラント建設の活発化で日揮ホールディングス<1963>や千代田化工建設<6366>など、それに三菱商事<8058>や三井物産<8031>など大手商社株も原油高メリットが期待されている。
出所:MINKABU PRESS