【材料】花王が昨年来安値更新、21年12月期営業利益が計画下回り減益で着地
花王 <日足> 「株探」多機能チャートより
化粧品分野のG11(11のグローバル戦略ブランド)が好調に推移したほか、ケミカル分野で殺菌・洗浄用途などの油脂誘導体製品が堅調に推移し、売上高は1兆4187億円(前の期比2.7%増)となったが、原材料価格の高騰やおむつ事業の減損損失計上、棚卸資産整理損などの計上が利益を押し下げた。
22年12月期は売上高1兆4900億円(前期比5.0%増)、営業利益1600億円(同11.5%増)を見込むが、営業利益で1800億円台を見込む市場予想の平均を下回っており、これもネガティブ視されているようだ。
出所:MINKABU PRESS