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【注目】★本日の【イチオシ決算】 アイロムG、ブラザー、村田製 (2月1日)

アイロムG <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(1月25日~2月15日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
 1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信
 3.★本日の【イチオシ決算】      <20時>に配信
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 【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
 1.★本日の【サプライズ決算】 超速報    <15時10分>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信

ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。


1)本日(2月1日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【アイロムG <2372> 】 ★今期経常を67%上方修正・17期ぶり最高益更新へ
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→25億円に66.7%上方修正。増益率が10.9%増→84.9%増に拡大し、17期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。利益率の高いSMO(治験施設支援機関)事業とCRO(開発業務受託機関)事業の業績拡大が上振れの要因となる。SMO事業ではがん領域の受託が増加するとともに、プライマリー領域の大型案件を複数受託したほか、CRO事業は米国やアジアの製薬企業からの新規試験の受託が引き続き堅調に推移している。

 ●サプライズな決算発表・業績修正

 モロゾフ <2217>   ★前期経常を49%上方修正
 ◆22年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の12.8億円→19.1億円に49.2%上方修正。増益率が48.5%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。10月以降、新型コロナウイルスへの感染状況が落ち着きを見せたことに加え、クリスマスや年末年始の商戦も堅調に推移し、売上高が計画を上回ったことが寄与。生産高の回復に伴う原価率の改善や経費圧縮、人件費の抑制も利益を押し上げた。

 あじかん <2907> [東証2]  ★今期経常を63%上方修正
 ◆22年3月期の連結経常利を従来予想の4億円→6.5億円に62.5%上方修正。減益率が52.2%減→22.2%減に縮小する見通しとなった。海外調達品の仕入れ価格が大幅に上昇するものの、第3四半期までの堅調な業績や経費抑制で吸収する。また、円安による為替予約の時価評価益や決済差益の拡大も利益を押し上げる。

 三越伊勢丹 <3099>   ★今期最終を2.3倍上方修正
 ◆22年3月期の連結最終損益を従来予想の30億円の黒字→70億円の黒字(前期は410億円の赤字)に2.3倍上方修正した。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。固定資産売却益49億円を計上することが利益を大きく押し上げる。なお、新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ売上高を下方修正したが、経費構造改革を更に進めることで補い、営業利益は据え置いた。

 JMC <5704> [東証M]  ★前期経常を2.7倍上方修正
 ◆21年12月期の経常損益(非連結)を従来予想の5600万円の黒字→1億5300万円の黒字(前の期は2億0600万円の赤字)に2.7倍上方修正した。生産コスト低減や経費削減効果に加え、浜松市に建設したミーリングセンターに対する助成金を計上したことが利益を押し上げた。

 テクノプロH <6028>   ★今期最終を一転微増益に上方修正・最高益、配当も9円増額
 ◆22年6月期上期(7-12月)の連結最終利益は前年同期比17.7%増の77.9億円に伸び、従来予想の50億円を上回って着地。技術者派遣や請負業務の旺盛な需要を背景に、技術者数、稼働率、単価がいずれも計画を上回ったうえ、Robosoftの買収効果が寄与した。子会社Heliusの株式に対するプット・オプション債務取り崩し益18.6億円を計上したことも利益を押し上げた。
  併せて、通期の同利益を従来予想の113億円→133億円に17.7%上方修正。従来の14.7%減益予想から一転して0.4%増益を見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の53円→62円(前期は1→3の株式分割前で185円)に増額修正した。

 ブラザー <6448>   ★今期最終を7期ぶり最高益に上方修正、配当も4円増額
 ◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の530億円→580億円に9.4%上方修正。増益率が2.2倍→2.4倍に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。為替レートが円安で推移したことによるプラス影響を反映した。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→64円(前期は60円)に増額修正した。
  併せて、発行済み株式数の2.11%にあたる550万株または100億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 村田製 <6981>   ★今期税引き前を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
 ◆22年3月期の連結税引き前利益を従来予想の3670億円→4160億円に13.4%上方修正。増益率が16.0%増→31.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年7月に続き、2回目。コンピュータ及び関連機器向けの高水準な需要が継続し、売上高が計画を上回ることが寄与。生産高増加に伴う操業度益の発生に加え、円安によるプラス効果も利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の120円→125円(前期は115円)に増額修正した。

 プレミアG <7199>   ★今期最終を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額
 ◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の24億円→27.3億円に13.5%上方修正。増益率が1.1%増→14.7%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。主力3事業が順調に推移するなか、故障保証事業の原価抑制などが寄与し、採算が改善する。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→51円(前期は46円)に増額修正した。

 アシックス <7936>   ★前期最終を2.2倍上方修正
 ◆21年12月期の連結最終損益を従来予想の40億円の黒字→90億円の黒字(前の期は161億円の赤字)に2.3倍上方修正した。パフォーマンスランニング部門とコアパフォーマンススポーツ部門が欧州や中華圏を中心に想定より伸びたことが寄与。繰延税金資産を追加計上したことも最終利益を大きく押し上げた。

2)2月2日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
 ■取引時間中の発表
  ◆第3四半期決算:
   <2281> プリマ
   <2282> 日ハム
   <2768> 双日
   <3116> トヨタ紡織
   <4202> ダイセル
   <4503> アステラス     ★
   <6201> 豊田織
   <6366> 千代建 [東2]
   <6473> ジェイテクト
   <6503> 三菱電       ★
   <6902> デンソー      ★
   <7012> 川重
   <7259> アイシン
   <7282> 豊田合
   <8346> 東邦銀
   など19社
 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <2811> カゴメ
   <5214> 日電硝
  ◆第1四半期決算:
   <7821> 前田工繊
  ◆第2四半期決算:
   <3191> ジョイ本田
   など5社
  ◆第3四半期決算:
   <2130> メンバーズ
   <2395> 新日本科学
   <2413> エムスリー     ★
   <3569> セーレン
   <3738> ティーガイア
   <4208> 宇部興
   <4512> わかもと
   <4689> ZHD       ★
   <4980> デクセリ
   <5358> イソライト
   <5384> フジミインコ
   <6501> 日立        ★
   <6622> ダイヘン
   <6752> パナソニック    ★
   <6758> ソニーG      ★
   <6849> 日本光電
   <6908> イリソ電子
   <6952> カシオ
   <7250> 太平洋工
   <7451> 三菱食品
   <7518> ネットワン
   <7729> 東京精
   <7859> アルメディオ [東2]
   <8015> 豊田通商
   <8306> 三菱UFJ     ★
   <8316> 三井住友FG    ★
   <8411> みずほFG     ★
   <9010> 富士急
   <9201> JAL       ★
   <9412> スカパーJ
   <9706> 日本空港ビル
   など45社
  合計72社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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