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【材料】<動意株・17日>(前引け)=SHIFT、Enjin、JINSHD

SHIFT <日足> 「株探」多機能チャートより
 SHIFT<3697>=急反騰。前週末14日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、売上高を630億円から635億円(前期比38.0%増)へ、営業利益を57億円から63億円(同57.7%増)へ、純利益を37億円から42億円(同49.0%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期において営業活動の強化による好調な受注状況、戦略的な採用活動の推進や効率的な配員計画の実施などにより安定的に高い稼働率を実現し、売上高・各利益ともに高い成長を実現できたことが要因としている。

 Enjin<7370>=ストップ高。同社は14日取引終了後に、22年5月期第2四半期累計(21年6~11月)の単独決算を発表。同社は昨年6月18日に東証マザーズ市場に新規上場したため前年同期との単純比較はできないが、営業利益は5億1500万円と通期計画の9億3200万円に対する進捗率が55.3%となったことが好感されているもよう。前週末14日に上場来安値を更新していたこともあり、買いが入りやすくなっているようだ。売上高は13億9000万円で着地した。PR支援サービスで法人/経営者向けの売り上げが伸びたほか、新規事業のプラットフォームサービスも順調に成長したことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

 ジンズホールディングス<3046>=3日ぶり急反発。前週末14日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、売上高を707億円から711億5500万円(前期比11.4%増)へ、営業利益を63億円から71億7700万円(同42.1%増)へ、純利益を33億円から40億3300万円(同22.5%増)へ上方修正し、あわせて8円を予定していた中間配当を17円へ引き上げたことが好感されている。全国的に緊急事態宣言などが解除されたことにより、国内アイウェア事業で想定以上の客足の回復が見られたことに加えて、広告宣伝費をはじめとする販管費の抑制が寄与する。なお、年間配当は54円(前期45円)となる予定だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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