【市況】東京株式（前引け）＝前日比２２円高、小幅高で一進一退続く

　２４日前引けの日経平均株価は前日比２２円９８銭高の２万８８２１円３５銭。前場の東証１部の売買高概算は３億９２０９万株、売買代金は８７２６億円。値上がり銘柄数は１０３７、値下がり銘柄数は９９１、変わらずは１５４銘柄だった。

　日経平均株価は小幅高。前日の米株式市場は、ＮＹダウが１９６ドル高と３日続伸した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する警戒感が後退し、Ｓ＆Ｐ５００種指数は最高値を更新した。米株高を受け、東京市場も底堅くスタートした。ただ、前日まで３連騰し日経平均株価は８００円強上昇したこともあり、上値は重い展開。今晩はクリスマスの振り替え休日で米国などが休場となることから出来高は細っている。

　個別銘柄では、半導体製造装置関連株が高くレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が上場来高値を更新した。任天堂<7974>やソニーグループ<6758>が上昇し、リクルートホールディングス<6098>や日本電産<6594>も買われた。半面、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>など海運株が軟調。ソフトバンクグループ<9984>やＪＴ<2914>が値を下げた。

出所：MINKABU PRESS