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【材料】ソフトバンクGは下げ幅広げる展開に、出資するディディがNY上場廃止手続き

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が前場中盤から下げ幅を拡大、5500円台を割り込むなど下値模索の動きを強めている。朝方は、米国株市場でのアリババ集団<BABA>の下げが続いていることや、傘下の英半導体設計アームのエヌビディア<NVDA>への売却計画頓挫の可能性などが重荷となったものの、同社が出資する配車大手グラブHDのSPAC合併に伴うナスダック市場上場などが刺激材料となり、強弱観を対立させていた。しかし、その後に同社が出資する中国配車大手滴滴(ディディ)が香港上場準備に着手する一方で、ニューヨーク証券取引所からの上場廃止手続きを始めることを発表したことが嫌気され、これが売りを呼ぶ形となった。前引け時点での売買代金は東証1部でトップ、日経平均へのマイナス寄与度は東京エレクトロン<8035>に次ぐ第2位となっている。

出所:MINKABU PRESS

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