【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月30日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、10月6日の安値2万7293円が押し目底になって、上昇の流れへ入っているなら、10月20日以降のジグザグが上昇途中の中段もちあいという見方になります。
その場合、もちあいの最初の安値である10月25日の安値2万8472円が意識される展開になっているはずなので、11月29日の安値2万8187円が押し目となって、目先の価格が上昇を開始すると考えられます。
強気の展開になる場合、本日は寄り付き値が上放れて始まって、昨日の高値2万8776円以上へ上昇する公算です。
現在が下降の流れの途中なら、本日は価格が上昇しても29日の高値2万8776円前後で強く上値を抑えられて、29日の安値2万8187円以下まで下げる公算です。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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