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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後はハンセン指数の弱い値動きが神経質にさせた面も


 日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の2万8450円(+0.81%)前後で推移。寄り付きは2万8600円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8330円)を大きく上回って始まった。その後も上げ幅を広げると、現物の寄り付き直後には2万8720円まで上昇。ただし、買い一巡後は2万8550円~2万8700円辺りでの保ち合いを継続しており、前引けにかけては2万8430円まで上昇幅を縮めている。

 29日の米国市場はハイテク株主導でリバウンドをみせた流れを受けて、東京市場でも東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>などの値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する格好となった。前場半ば辺りから上げ幅を縮める動きとなったが、ハンセン指数が1%を超える下げで推移していることが投資家心理を神経質にさせたようである。

 また、NT倍率は先物中心限月で14.56倍に上昇したものの、前引けにかけて14.46倍に低下しており、足元での保ち合いレンジでの推移ながらスプレッドは取りづらい状況である。なお、日経225先物はランチタイムでは2万8500円水準で推移しており、同水準での底堅さが意識されるようだと、リバウンド狙いの動きに向かわせよう。

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