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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万9500円を割り込むも、25日移動平均線を支持線としたトレンドは継続


 日経225先物は11時30分時点、前日比360円安の2万9430円(-1.20%)前後で推移。売り先行から2万9670円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9745円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後につけた2万9740円を高値に軟化し、2万9700円や2万9600円の節目でもみ合う場面もあったが、ショートに押される格好で、前引け間際には2万9420円まで下げ幅を広げる展開となった。

 米国市場では米長期金利の上昇が重荷となってハイテク株の一角が売られており、東京市場でも指数インパクトの大きい値がさ株などの弱い値動きが指数を下押す格好となった。

 日経225先物は支持線として意識されていた2万9500円を下回ったものの、25日移動平均線を支持線としたトレンドは維持しており、後場はショートカバーも期待されそうである。なお、NT倍率は先物中心限月で14.53倍に低下した。ただし、足元のレンジ内の推移であり、25日線が位置する14.48倍辺りに接近する局面においては、その後の反転を想定したNTロングのポジションを組成する動きも意識されよう。

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