【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(11月11日記）

　日経平均株価の11月4日以降の下げは、10月20日～29日と同程度の値幅の調整か、10月29日の安値2万8475円を試す動きのどちらかだと考えられます。

　前者なら、2万8866円前後で下値を支えられて、本日の安値が押し目となって再上昇を開始する公算です。

　こちらの展開になるなら、午前中に押し目をつける動きになると考えられます。

　後者なら、後場も下値を切り下げる動きを継続して、2万8475円を目指す動きになると考えられます。

　こちらの展開になる場合、目先、一気に2万8475円へ接近する動きとなっても、押し目底を確認するには、下値堅さを示す値動きの経過が必要になります。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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