【材料】エバラ食品工業---2022年3月期第2四半期累計期間及び通期の連結業績予想の上方修正
エバラ食品 <日足> 「株探」多機能チャートより
エバラ食品工業<2819>は26日、7月に公表した2022年3月期第2四半期累計期間及び通期の連結業績予想の修正を発表。
2022年3月期第2四半期累計期間(2021年4月-9月)の連結業績予想数値の修正は、売上高が前回予想比3.1%増の216.71億円、営業利益が同25.7%増の17.46億円、経常利益が同25.6%増の18.04億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同34.3%増の12.90億円、1株当たり四半期純利益が129円25銭とした。
2022年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想については、販売シェアの拡大等により販売店舗の定番導入率を大きく向上させた『プチッとうどん』や早期よりテレビCMと連動した施策を実行した『なべしゃぶ』の売上が計画水準を超えて推移したことにより、前回発表した予想を上回る見込みとなった。利益面については、売上高の増加に加え、感染の再拡大を受け同社グループにおける感染防止対策を引き続き徹底し、一部経費が未使用となった影響により営業利益、経常利益、四半期純利益が前回発表した予想を上回る見込みとなった。
2022年3月期通期(2021年4月-2022年3月)連結業績予想数値の修正は、売上高が前回予想比1.2%増の426.34億円、営業利益が同10.5%増の27.60億円、経常利益が同10.5%増の28.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.6%増の19.96億円、1株当たり当期純利益が200円63銭とした。
通期の連結業績予想については、2022年3月期第2四半期累計期間の連結業績結果を勘案したことに加え、下期(10-3月)における原材料の価格高騰の影響や感染長期化にともなう経費の見直し等を加味した結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、共に前回公表した予想を上回る見込みとなったとしている。
《ST》
提供:フィスコ