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【市況】東京株式(寄り付き)=売り優勢、買い手掛かり材料難で反落

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比102円安の2万9152円と反落。

 前日の米国株市場では好調な企業決算発表を背景に景気敏感株中心に買いが入り、NYダウが続伸、一時過去最高値を上回るなど強調展開をみせた。S&P500指数も上値追いが続いている。ただ、米10年債利回りの上昇を警戒して大手ハイテク株の一角が利食われ、ナスダック総合指数は小幅にマイナス圏で引けており、強気一辺倒の地合いではなかった。これを受けて東京市場でも、ハイテク株の上値は重く全体相場は売り買い交錯の展開となりやすい。原油価格高騰が続いているほか、ビットコイン価格が過去最高値を記録するなどで関連銘柄には追い風となるが、国内に買い手掛かり材料は乏しく、日経平均の動きは鈍そうだ。

出所:MINKABU PRESS

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