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【市況】18日の株式相場見通し=続伸、世界株高が追い風も上げ幅は限定的に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価は続伸しそうだ。前週末はアジア株市場に続き欧州株市場も軒並み高だったほか、米国株市場でもNYダウなど主要株指数が揃って高く、世界同時株高の様相をみせた。米国株市場では金融大手のゴールドマン・サックス・グループ<GS>の市場コンセンサスを上回る好決算発表を受け、同社株を筆頭に金融株が総じて高く全体相場を牽引した。また、9月の米小売売上高も事前予測を上回る好調で米景気の減速懸念が後退した。東京市場でもこれを受けて幅広く物色の矛先が向き、日経平均は2万9000円台前半で強調展開が予想される。ただ、日経平均は前週末に欧米株高に先立って500円を超える上昇をみせていたこともあり、その分上げ幅は限られそうだ。取引時間中は、中国・上海株市場や香港株市場などアジア株の動向などに影響を受ける可能性がある。

 15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比382ドル20セント高の3万5294ドル76セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同73.911ポイント高の1万4897.340だった。

 日程面では、きょうは9月の首都圏・近畿圏のマンション販売など。海外では、7~9月期の中国国内生産、9月の中国工業生産高・小売売上高、9月の米鉱工業生産指数・設備稼働率など。

出所:MINKABU PRESS

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