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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 10月17日版

日経平均株価は3万5000円を目指す可能性が出てきた
1. ドル・円相場は118.66円まで円安が進む公算
 図1は、 ドル・円相場の月足です。これを見ると、ドル・円相場は16年12月以降、ジグザグに上値、下値を切り下げる動きを経過していたことがわかります。
 緩やかに上値、下値を切り下げる(切り上げる)格好で推移している動きは、次の流れへ入る準備の動きになります。
 たいていの場合、2つまたは3つ目の山谷を経過した後、上値、下値を切り下げているなら、勢いの強い下降の流れへ入ります(上値、下値を切り上げているなら、勢いの強い上昇の流れへ入ります)。
 一方で、3つ目の山谷を経過してもジグザグの方向に勢いづかない場合、それは上値、下値を切り下げるジグザグなら下値堅さ(上値、下値を切り上げるジグザグなら上値の重さ)を示唆します。
 下値堅さを示す展開になった後は、上げ方向へ勢いの強い動きとなって、ジグザグの始点となる高値まで一気に値を戻す展開になります。
 16年12月以降の上値、下値を切り下げるジグザグの動きは、16年6月の安値98.98円を割れて、積極的な円高の流れへ入る準備の動きである可能性がありました。その場合、本年中には円高が勢いづくという見方ができますが、そうなりませんでした。
 ジグザグに上値、下値を切り下げる流れが、積極的な円高へつながらなかったため、9月22日以降、反転して円安の流れができた後の動きは、勢いの強い円安の流れとなっています。
 前述したチャートの見方が正しければ、現在の円安は16年12月の118.66円を目指す流れだと推測できます。
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