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【特集】GMOペパボ Research Memo(4):ホスティング事業とEC支援事業を両輪に成長(2)

GMOペパボ <日足> 「株探」多機能チャートより

■GMOペパボ<3633>の事業概要

(3) ハンドメイド事業
インターネット上で手軽に手作り作品の出品・販売ができる国内最大級のハンドメイドマーケット「minne」の事業で、販売手数料(取引額の9.6%(税抜))が主な売上となる。「minne」の特徴は、ホームページ作成経験のない初心者でも簡単に販売機能を備えたギャラリーページを作成できること、決済は「minne」が代行するため作家と購入者は安心して取引できること等が挙げられる。アクセサリー、ファッション、バッグ・財布などのハンドメイド作品や作品の製作に必要となる素材の販売などを行っている。

また、「minne」は2019年7月に利用規約を改訂し、「CtoCハンドメイドマーケット」から「ものづくりの総合プラットフォーム」へと事業領域を拡大している。ハンドメイド以外の加工品や製作の一部の工程を第三者に委託して作った作品も、「ものづくり」という表現活動の1つであると捉え出品可能としたほか、「ものづくり」にこだわるブランドやメーカー等の企業の出品も可能とし、CtoCからBtoC領域に拡大している。2021年6月末時点の登録作家数は77万人、登録作品数は1,369万点、アプリダウンロード数は1,283万DLと増加基調が続いている。

(4) 金融支援事業
2019年2月に子会社化したGMOクリエイターズネットワークが提供する、フリーランス向けファクタリングサービス「FREENANCE」の事業となる。同サービスは、フリーランスと取引先の間に立ってフリーランスの請求書(売掛債権)を買い取り、取引先に代わって即日支払いするサービスで、請求書額面(税込/税別の場合は消費税も記載)の3~10%を手数料として利用者から受け取るビジネスモデルとなる。手数料率は取引実績を重ねるごとに低下する。請求書(売掛債権)の買取可能額は1万円からとし、2020年4月には上限額を撤廃した。また、各種補償サービス(業務遂行中の事故や情報漏えい等によって生じた損害補償等)や「プロフィール機能」※を無料で提供するなど、ユーザーの利便性向上につながる機能を充実させていることが特徴となっている。なお、ランサーズなどのフリーランスとの親和性の高い会社等へのシステム提供も行っており、連携先企業からは固定料金制または従量課金制で利用料を徴収している。

※フリーランサーや個人事業主が「反社チェック・本人確認済み」であることを取引先に示すことができる機能。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《ST》

 提供:フィスコ

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