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【特集】スカラ Research Memo(6):2021年6月期はM&Aの効果で増収となるも、成長投資の実行により営業減益に

スカラ <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

1. 2021年6月期の業績概要
スカラ<4845>の2021年6月期の継続事業ベースでの連結業績は、売上収益が前期比14.6%増の8,734百万円、営業利益が同3.0%減の220百万円、税引前利益が同7.2%減の188百万円と増収減益となった。また、親会社の所有者に帰属する当期利益については、ソフトブレーンの株式売却益2,770百万円を計上したことにより、同854.4%増の3,065百万円と大幅増益となった。

売上収益については、2020年6月期第4四半期から連結に加わった人材・教育事業で1,137百万円の増収効果となったほか、トレーディングカードゲームの買取販売サイトを運営するEC事業が同325百万円増と好調に推移したことが増収要因となった一方で、主力のIT/AI/IoT/DX事業はコロナ禍の影響もあって微増にとどまった。営業利益については、EC事業で増益となったものの、EC事業以外の事業セグメントでは減益もしくは損失が拡大した。各事業とも成長基盤の構築に向けた体制づくりを進めており、先行投資費用の増加が全社での減益要因となった。なお、会社計画に対しては、売上収益が下限レンジをやや下回ったものの、各利益はレンジ計画の範囲内で着地している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YM》

 提供:フィスコ

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