【市況】東京株式(寄り付き)=反発、米株高受け買い優勢でスタート
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
前週末の米国株市場ではNYダウなど主要3指数が揃って反発し、ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新した。関心が集まっていたジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演では年内のテーパリング開始を示唆したものの、これについてマーケットは織り込み済みであり、一方で利上げを急がない方針を示したことがポジティブ評価された。米株高を受けて東京市場でも相対的な出遅れ感から日経平均の上値余地が意識されやすいが、2万7000円台後半では戻り売り圧力も強く、買い一巡後の動きが注目される。取引時間中は中国株や香港株などアジア市場の動きにも影響されそうだ。
出所:MINKABU PRESS