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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:REXTは大幅続伸、グローバルWがストップ高

レクスト <日足> 「株探」多機能チャートより

<7697> REXT 416 +53
大幅続伸。子会社のワンダーコーポレーションがリユース専門店「REXTA」とエンタテインメント専門店「WonderGOO」の複合店舗をオープンしたと発表している。デュエル(イベント)スペースを完備した地域最大級のトレーディングカードゲーム専門店「Ganryu」も併設した。異なる業態を融合させ、それぞれの長所を活かしたハイブリッド型店舗として集客力の強化と売場効率の最大化を図る。

<2191> テラ 213 +11
大幅続伸。新型コロナウイルス簡易抗体検査キットで0.28億円の大型受注を獲得したと発表している。受注額は20年12月期売上高の10%以上に相当し、21年12月期第3四半期に計上する見込み。同社は21年12月期の業績予想を開示していない。合理的な予想が可能となった段階で開示する予定だが、今回の受注が重大な影響を与えることが明らかになった場合は速やかに開示するとしている。

<6548> 旅工房 1045 +18
大幅続伸。一部メディアが「日本旅行は9月、インターネット旅行の旅工房と共同出資で旅行会社を新設する」と報じ、買い材料視されている。報道によると「国内外の若者向けに旅行商品を取りそろえ、オンライン販売に特化する」という。同社は「当社が公表したものではない」とした上で、「本件に関しては本日開催の取締役会に付議する予定」とコメントしている。

<4199> ワンプラ 1931 -280
大幅に6日ぶり反落。21年8月期の営業利益を従来予想の4.92億円から2.65億円(前期実績3.32億円)に下方修正している。スマートフォン用ゲームの「ジャンプチヒーローズ日本版」や「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ繁体字版」などが想定を下回っているため。新規開発中のタイトルの人件費が想定を15%程度上回る見込みとなったことも利益を圧迫し、増益予想から減益予想に変更した。

<3936> グローバルW 4535 +700
ストップ高。9月16日を基準日として1株につき5株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資しやすい環境を整えるとともに株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、定款を一部変更して発行可能株式総数を410万株から2050万株に引き上げる。同社株は12日に年初来高値(8390円)を記録した後に急落していたが、底打ち感が出ていることも買いを後押ししているようだ。

<7363> ベビーカレンダー 5360 +410
一時ストップ高。こども庁創設を検討する自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部が「政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け『こどもまんなか基本法(仮称)』を制定することを盛り込んだ」と一部メディアが報じ、関連銘柄として物色されている。報道によると「今秋の衆院選で公約の土台とする方針」という。園児・小学生への体育指導を手掛ける幼児活動研究会<2152>も大幅に続伸している。
《ST》

 提供:フィスコ

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