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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 25日移動平均線突破でショートカバーの動きが強まる


 日経225先物は11時30分時点、前日比220円高の2万7740円(+0.79%)前後で推移。寄り付きは2万7640円とシカゴ先物清算値(2万7600円)を上回って始まった。寄り付き直後に2万7700円を回復すると、その後も緩やかな上昇が継続。ハンセン指数が続伸して始まったことが材料視され、前場半ばには一時2万7800円まで上昇幅を広げている。

 225先物は寄り付き段階で心理的な抵抗線として意識されていた25日移動平均線を捉えており、寄り付き後早い段階で同線をクリアした。米国市場でのハイテク株の強い値動きのほか、ハンセン指数が続伸となったことで、東京エレクトロン<8035>などハイテク株が日経平均株価をけん引する格好だ。25日線を上回って推移するようであれば、ショートカバーの動きが強まりそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で14.34倍と横ばいで推移しており、方向感は出ていない。

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