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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株高引き継ぎリスク選好の流れ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 24日前引けの日経平均株価は前営業日比269円19銭高の2万7763円43銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億5756万株、売買代金概算は1兆1450億円。値上がり銘柄数は1753、対して値下がり銘柄数は323、変わらずは109銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日に続きリスクを取る動きが優勢となり主力株をはじめ幅広く買いを呼び込んだ。前日の米国株市場ではNYダウなど主要3指数が揃って高くなり、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が最高値を更新したこともあって、マーケット心理が強気に傾いた。業種別では海運や鉄鋼株の上昇が目立ったほか、半導体製造装置関連にも大きく上値を伸ばす銘柄が相次いだ。値上がり銘柄数は1750あまりに達し、東証1部全体の8割の銘柄が上昇した。

 個別では日本郵船<9101>がきょうも売買代金トップで大幅続伸、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株への買いも目立つ。トヨタ自動車<7203>もしっかり。キーエンス<6861>が上値を伸ばし、ベイカレント・コンサルティング<6532>も買われた。東邦アセチレン<4093>が続急騰、エアトリ<6191>も値を飛ばした。半面、ヤマハ発動機<7272>が大きく売られ、昭和電工<4004>も急落した。ケイアイスター不動産<3465>は値下がり率トップに売られた。オリンパス<7733>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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