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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:郵船、楽天グループ、ユニチャーム

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
■シュッピン <3179>  1,278円  +150 円 (+13.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 シュッピン<3179>が急騰。4日の取引終了後、22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の18億2500万円から20億500万円(前期比23.5%増)へ上方修正すると発表。従来の2期ぶりの過去最高益予想を更に上乗せする形となり、これが好材料視されている。人工知能(AI)を活用して適正な買取・販売価格を自動設定する「AIMD」の導入効果でカメラ事業の収益が改善するほか、時計事業では人気ブランドのロレックスを中心とした戦略的な品揃えを維持し、中古品の販売が好調に推移する見通しだ。また、人件費や販売管理費を抑制することも上振れに貢献する。同時に発表した第1四半期(4~6月)の経常利益は前年同期比5.4倍の7億200万円だった。

■日本郵船 <9101>  7,540円  +610 円 (+8.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 日本郵船<9101>は投資資金流入が継続し異彩高で6連騰。前日の正午に今期2度目となる22年3月期業績予想の修正を発表したが、営業利益は従来予想の1300億円から1500億円(前期比2.1倍)に増額、時価予想PERは2倍前後という超割安圏となった。更に年間配当を従来計画の200円から一気に700円に引き上げたことがポジティブサプライズとなった。配当利回りは10%近辺にまで上昇し、機関投資家や個人投資家のインカムゲイン期待の買いも呼び込んでいる。

■楽天グループ <4755>  1,347円  +94 円 (+7.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 楽天グループ<4755>が急騰。同社は4日、ドイツの通信会社に対して欧州初となる完全仮想化モバイルネットワーク構築で合意した、と発表した。ドイツの1&1社(マインタール市)のネットワーク構築に向け提供するもので、5日付の日本経済新聞は「受注総額は2500億円超となるもようだ」と伝えている。また、同社は4日に米アルティオスター・ネットワークスの株式を追加取得し完全子会社化することも発表している。

■日立造船 <7004>  850円  +57 円 (+7.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 日立造船<7004>が急反発。4日の取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高804億3400万円(前年同期比6.4%増)、営業損益20億2800万円の赤字(前年同期は40億6600万円の赤字)となり、これが好材料視されているようだ。環境部門で海外ごみ焼却発電施設の大口工事が進捗したほか、海外子会社の収益が改善したことなどが寄与した。なお、第1四半期の受注高は前年同期比2.2倍の1573億3500万円だった。

■ファンケル <4921>  3,505円  +215 円 (+6.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 ファンケル<4921>が3日ぶりに急反発している。同社は4日取引終了後に、22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比23.1%増の30億1000万円となり、上半期計画の50億円に対する進捗率が60.2%に達したことが好感されているようだ。売上高は同4.3%減の251億7600万円で着地した。今期から収益認識に関する会計基準等を適用したことによる影響で減収となったが、主力の化粧品関連事業や栄養補助食品関連事業の売り上げは堅調に推移。また、利益面ではマーケティング費用の効率的な使用に努めたことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■ユニ・チャーム <8113>  4,757円  +267 円 (+6.0%)  11:30現在
 ユニ・チャーム<8113>が大幅高で3日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した21年12月期上期(1~6月)の連結決算(国際会計基準)は、売上高3769億6000万円(前年同期比5.7%増)、税引き前利益647億5600万円(同65.6%増)となり、これが好材料視されている。日本ではマスクを中心とするウェルネスケア関連商品とペットケア関連商品が増収を牽引し、高収益率セグメントのミックス上昇で収益性も改善した。また、海外では中国でフェミニンケア関連商品などが好調だったほか、東南アジアやインドなどが回復基調を継続した。なお、21年12月期通期の業績予想は据え置いている。

■サンリオ <8136>  1,995円  +110 円 (+5.8%)  11:30現在
 サンリオ<8136>が急反発している。4日の取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結最終損益は24億7000万円の黒字(前年同期は8億5800万円の赤字)に浮上しており、これを好感する買いが入っている。東京都町田市に保有する事務所兼倉庫の売却に伴い、約38億円の固定資産売却益を計上したことが最終利益を押し上げた。一方、売上高は前年同期比48.2%増の108億200万円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響でテーマパーク事業は苦戦が続いたものの、物販事業が休業や時短営業の影響を大きく受けた前期から回復したうえ、EC部門の伸長が続いたことで補った。

■日東紡績 <3110>  3,525円  +175 円 (+5.2%)  11:30現在
 4日に決算を発表。「上期経常を一転6%増益に上方修正、通期も増額」が好感された。
 日東紡績 <3110> が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比24.2%減の16.2億円に減った。しかしながら、併せて4-9月期(上期)の同利益を従来予想の24億円→30億円(前年同期は28.1億円)に25.0%上方修正し、一転して6.5%増益見通しとなった。
  ⇒⇒日東紡績の詳しい業績推移表を見る

■テルモ <4543>  4,479円  +213 円 (+5.0%)  11:30現在
 テルモ<4543>は大幅反発。4日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を前期比19.1%増の920億円の見通しとした。従来予想のレンジ(820億~865億円)を上回り、4期ぶりに最高益を更新する見込みとなったことから、これを好感した買いが入っているようだ。売上高見通しについても同11.6%増の6850億円と従来予想から引き上げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた待機症例の実施などによる医療需要の回復が追い風となった。なお、あわせて発表した第1四半期(4~6月)の決算は、売上高1717億1600万円(前年同期比30.8%増)、純利益278億9500万円(同99.2%増)だった。

■長瀬産業 <8012>  1,806円  +82 円 (+4.8%)  11:30現在
 長瀬産業<8012>は大幅高で3日ぶりに反発している。4日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上総利益を1200億円から1300億円(前期比13.4%増)へ、営業利益を230億円から300億円(同36.9%増)へ、純利益を180億円から225億円(同19.5%増)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期(4~6月)の業績が、自動車関連ビジネスの復調及びエレクトロニクス関連ビジネスの好調などを背景に計画以上に進んでいるほか、実勢為替レートが想定よりも円安で推移していることなどが要因。また、米国の景気回復を受けて、生活関連を手掛ける米子会社Prinovaの業績が想定を上回って好調に推移していることも寄与する。なお、今期より収益認識に関する会計基準を適用することに伴い、売上高の代わりに、売上高総利益を開示するとしている。あわせて発表した第1四半期決算は、売上総利益345億8900万円(前年同期比32.7%増)、営業利益97億3800万円(同2.7倍)、純利益71億6900万円(同5.3%増)だった。

■コロプラ <3668>  818円  +37 円 (+4.7%)  11:30現在
 コロプラ<3668>が急反発している。4日の取引終了後、任天堂<7974>から提起されたスマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」における特許権侵害に関する損害賠償請求訴訟で和解が成立したと発表しており、これが材料視されているようだ。同社が任天堂に対して今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金として総額33億円を支払うことで合意した。任天堂は17年12月に訴訟を起こしたが、訴訟提起後の時間経過などを理由に、今年4月に損害賠償額を約97億円へ引き上げていた。なお、同日発表した21年9月期第3四半期累計(20年10月~21年6月)の連結決算は売上高274億2000万円(前年同期比16.0%減)、経常利益68億3400万円(同25.7%減)だった。

■オカムラ <7994>  1,684円  +76 円 (+4.7%)  11:30現在
 オカムラ<7994>が急反発し、年初来高値を連日更新している。4日の取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の48億7300万円に急拡大しており、これが好感されている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で活発化する働き方改革など新しいオフィスづくりへの需要を捉え、オフィス環境事業の収益が急拡大したほか、商環境事業では食品スーパーやドラッグストアなど小売業を中心とする堅調な改装需要を取り込んだ。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の160億円から175億円(前期比13.8%増)へ上方修正している。

■スカパーJ <9412>  431円  +17 円 (+4.1%)  11:30現在
 スカパーJSATホールディングス<9412>が3日ぶりに大幅反発している。4日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の3%にあたる900万株、または30億円を上限に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されているようだ。買い付け期間はきょうから22年1月31日まで。また、同時に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結最終利益は前年同期比22.6%増の49億2900万円だった。連結子会社の解散に伴う税金費用の減少がプラス要因となった。

■三井E&S <7003>  493円  +16 円 (+3.4%)  11:30現在
 三井E&Sホールディングス<7003>は大幅反発。前日は目先筋の利益確定売りに急落する展開となっていたが、きょうは一転してリバウンド期待の買いが集中している。足もと業績回復色を強めており、4日取引終了後に発表した21年4~6月期業績は売上高が前年同期比15.6%増の1859億2700万円と2ケタ伸長を達成し、本業のもうけを示す営業損益は27億6000万円と黒字化(前年同期実績は150億9200万円の赤字)した。第1四半期時点での対通期進捗率は55%に達しており、業績予想の上方修正を期待した投資資金の流入を誘っている。なお、最終損益は関係会社株式の売却に伴う特別利益の計上に伴い57億1200万円の黒字(同84億6800万円の赤字)となり通期計画の30億円を大幅に上回った。

■ミネベアミツミ <6479>  3,050円  +90 円 (+3.0%)  11:30現在
 ミネベアミツミ<6479>が3日ぶり反発。4日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を640億円から680億円(前期比75.4%増)へ増額しており、これが好感されているようだ。売上高見通しも1兆円から1兆500億円(同6.2%増)へ引き上げた。第1四半期(4~6月)の実績が当初の見込みを上回ったことに加え、第2四半期以降も引き続きボールベアリングやモーター、半導体などの堅調な需要が見込まれることが業績の押し上げ要因となる。なお、同時に発表した4~6月期決算は売上高2483億500万円(前年同期比32.5%増)、純利益146億5900万円(同6.6倍)だった。あわせて、上限を300万株(発行済み株数の0.74%)または100億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月5日から10月29日まで。

●ストップ高銘柄
 東京ソワール <8040>  1,393円  +300 円 (+27.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 グローバルウェイ <3936>  4,505円  +700 円 (+18.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 京極運輸商事 <9073>  1,052円  -300 円 (-22.2%) ストップ安   11:30現在
 シンバイオ製薬 <4582>  1,591円  -400 円 (-20.1%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

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