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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 シュッピン、ホンダ、ミネベア (4日大引け後 発表分)

シュッピン <日足> 「株探」多機能チャートより

 4日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 シュッピン <3179>   ★上期経常を44%上方修正、通期も増額
 ◆22年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の8.2億円→11.8億円に43.6%上方修正。AIを活用して適正な買取・販売価格を自動設定する「AIMD」の導入でカメラ事業の収益が改善するほか、時計中古品の販売好調などが寄与する。また、人件費や販売管理費を抑制することも上振れにつながる。
  併せて、通期の同利益を従来予想の18.2億円→20億円に9.9%上方修正。増益率が12.4%増→23.5%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 キューブシス <2335>   ★上期経常を一転17%増益・最高益に上方修正
 ◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.6億円→7億円に25.9%上方修正。従来の7.1%減益予想から一転して16.9%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。運輸・通信業向けシステム構築案件の好調継続や流通業における既存マーケットからの派生開発案件の拡大などで、売上高が計画を上回ることが寄与。事業構造モデルの改革が進展したことも上振れに貢献する。

 戸田工 <4100>   ★今期経常を33%上方修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は10.4億円の黒字(前年同期は1.9億円の赤字)に浮上して着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んでいた複写機・プリンター向け材料が急回復したほか、自動車の電動化に伴う市場拡大を背景に、磁石材料や誘電体材料の販売が好調だったことが寄与。持ち分法適用関連会社の業績好調に伴う投資利益3.9億円を計上したことも利益を押し上げた。
  併せて、通期の同損益を従来予想の18億円の黒字→24億円の黒字(前期は6億円の赤字)に33.3%上方修正した。

 スガイ <4120> [東証2]  ★上期経常を一転1%増益に上方修正
 ◆22年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1500万円→2億1000万円に14倍上方修正。従来の92.8%減益予想から一転して1.0%増益見通しとなった。主要製品と新製品の販売が順調なことに加え、下期に予定していた製品の販売が前倒しとなることが要因。工場稼働率の向上による原価率の改善も上振れに貢献する。

 わかもと <4512>   ★今期最終を2.4倍上方修正
 ◆22年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の1億2000万円の黒字→2億9000万円の黒字(前期は6億0100万円の赤字)に2.4倍上方修正。投資有価証券の売却に伴い、売却益2.1億円を計上したことが最終利益を押し上げる。

 ダスキン <4665>   ★今期経常を19%上方修正、配当も8円増額
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の75億円→89億円に18.7%上方修正。増益率が13.1%増→34.2%増に拡大する見通しとなった。テイクアウト需要の高まりや新商品の良好な売れ行きを背景に、ミスタードーナツの収益が想定より伸びることが寄与。
  併せて、今期の年間配当を従来計画の50円→58円(前期は40円)に大幅増額した。

 ミネベア <6479>   ★4-6月期(1Q)最終は6.6倍、通期増額修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比6.6倍の146億円に急拡大して着地。機械加工品事業で自動車向けボールベアリングの販売が急回復したほか、車載モーターやゲーム機器向け機構部品なども伸び、32.5%の大幅増収を達成したことが寄与。
  業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の640億円→680億円に6.3%上方修正。増益率が65.1%増→75.4%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
  併せて、発行済み株式数の0.74%にあたる300万株または100億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 日本光電 <6849>   ★上期経常を69%上方修正、通期も増額
 ◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の65億円→110億円に69.2%上方修正。国内で検査・手術件数の回復やITシステム商談の再開を背景に、医療機器、消耗品・サービスがともに想定より伸びる。海外では注力する米国と中国が引き続き堅調に推移するほか、感染再拡大の地域で感染症患者に対応するための医療機器の整備が進む見込み。また、売上構成の良化による採算改善も上振れに貢献する。
  併せて、通期の同利益を従来予想の160億円→180億円に12.5%上方修正。減益率が43.6%減→36.6%減に縮小する見通しとなった。

 ホンダ <7267>   ★今期税引き前を一転9%増益に上方修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益を従来予想の8700億円→1兆円に14.9%上方修正。従来の4.8%減益予想から一転して9.4%増益見通しとなった。新型コロナウイルス感染再拡大の影響や半導体供給計画を踏まえ、販売台数は減少する見通しとなったものの、コスト削減効果や経費抑制などで吸収する。また、為替の円安進行もプラスに働く。
  併せて、発行済み株式数の1.0%にあたる1800万株または700億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 オカムラ <7994>   ★4-6月期(1Q)経常は5.7倍、通期増額修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の48.7億円に急拡大して着地。オフィス環境事業でコロナ禍での働き方に対応したオフィス改装ニーズが活発化したほか、商環境事業では小売り業を中心とする堅調な改装需要を取り込んだ。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の160億円→175億円に9.4%上方修正。増益率が4.1%増→13.8%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 長瀬産 <8012>   ★今期経常を29%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の240億円→310億円に29.2%上方修正。増益率が5.0%増→35.6%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自動車関連ビジネスの復調に加え、モバイル機器・ディスプレー需要の増加によるエレクトロニクス関連ビジネスの拡大が寄与する。また、米国の景気回復を背景にPrinovaグループの業績が計画を上回ることも収益を押し上げる。

 グランディ <8999>   ★今期経常を25%上方修正、配当も4円増額
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→30億円に25.0%上方修正。増益率が14.6%増→43.2%増に拡大する見通しとなった。首都圏エリアや栃木県を中心とした既存エリアで戸建て住宅需要が高まるなか、需要に対応した仕入れ・生産体制の強化と利益率の改善に取り組み、採算が上向くことが上振れの要因。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→24円(前期は24円)に増額修正した。配当利回りは5.33%に上昇。

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