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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 サイバー、エムスリー、日産自 (28日大引け後 発表分)

サイバー <日足> 「株探」多機能チャートより

 28日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 サイバー <4751>   ★今期経常を67%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額
 ◆21年9月期の連結経常利益を従来予想の600億円(予想レンジ中値)→1000億円に66.7%上方修正。増益率が77.2%増→3.0倍に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は4月に続き、2回目。ゲーム事業で第2四半期に提供開始した新規タイトルが大きく貢献するとともに、一部新型コロナウイルスの影響を受けながらも広告事業の業績が想定を上回ることが要因。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→11円(前期は1→4の株式分割前で8.5円)に増額修正した。

 エムスリー <2413>   ★4-6月期(1Q)税引き前は2.2倍増益で着地
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比2.2倍の247億円に急拡大して着地。製薬産業のDX構造変化が進むなか、主力の製薬マーケティング支援の需要が引き続き拡大したほか、海外事業は米国治験をはじめ全地域で好調だった。中国IPO関連の利益を計上したことも利益を大きく押し上げた。

 東エレデバ <2760>   ★4-6月期(1Q)経常は79%増益で着地
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比78.6%増の11.9億円に拡大して着地。世界的な半導体製品の需要拡大による供給不足が継続するなか、顧客商権の拡大もあり、製品の販売が大きく伸びたことが寄与。
  上期計画の15億円に対する進捗率は79.7%に達しており、業績上振れが期待される。

 アートSHD <3663> [東証2]  ★今期経常を53%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の8.7億円→13.4億円に53.4%上方修正。増益率が17.4%増→80.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。イラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」のプロモーション効果やサブスクリプションモデルの提供などが寄与し、収益が想定より伸びる。

 ダイトーケミ <4366> [東証2]  ★4-6月期(1Q)経常は2.2倍増益・上期計画を超過
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の7.6億円に急拡大して着地。先端の半導体用感光性材料やフラットパネルディスプレー周辺材料、機能性材料の新製品開発などに注力するなか、17.1%の増収を達成したことが寄与。持ち分法投資損益が好転したことも大幅増益に貢献した。
  上期計画の6億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 フコク <5185>   ★今期経常を11%上方修正、配当も5円増額
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→39億円に11.4%上方修正。増益率が2.4倍→2.7倍に拡大する見通しとなった。米国や中国における好調な自動車販売を背景に、自動車用ゴム製品の受注が想定より伸びることが寄与。
  業績上振れに伴い、今期の上期配当を従来計画の20円→25円(前年同期は無配)に増額し、年間配当は45円になる。

 アドテスト <6857>   ★今期税引き前を24期ぶり最高益に上方修正、上期配当は12円増配
 ◆22年3月期の連結税引き前利益を従来予想の850億円→1000億円に17.6%上方修正。増益率が22.1%増→43.6%増に拡大し、24期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。半導体の複雑化進展や半導体不足を解消するための能力増強の動きが強まるなか、SoC半導体用試験装置の販売が想定より伸びることが寄与。
  業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を50円(前年同期は38円)実施する方針とした。
  併せて、発行済み株式数の5.1%にあたる1000万株または700億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 FDK <6955> [東証2]  ★4-6月期(1Q)経常は95%増益で着地
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比94.6%増の6.9億円に拡大して着地。ニッケル水素電池やリチウム電池、産業機器・モビリティ用途向けモジュールの販売が増加したことが寄与。円安進行による採算改善も大幅増益に貢献した。
  第1四半期実績だけで、通期計画の15億円に対する進捗率は46.1%に達しており、業績上振れが期待される。

 日産自動車 <7201>   ★今期最終を一転黒字に上方修正
 ◆22年3月期の連結最終損益を従来予想の600億円の赤字→600億円の黒字(前期は4486億9700万円の赤字)に上方修正した。米国を中心とした良好な市場環境を背景に、収益性の改善が進んでいることに加え、為替の円安進行も利益を押し上げる。
  同時に発表した第1四半期(4-6月)の同損益は1145億3100万円の黒字(前年同期は2855億8900万円の赤字)だった。

 太平洋工 <7250>   ★今期経常を22%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は38.9億円の黒字(前年同期は17.8億円の赤字)に浮上して着地。主要顧客の自動車生産台数が大幅な増産となるなか、プレス・樹脂、バルブともに販売が回復したことが寄与。原価改善効果も業績好転につながった。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の115億円→140億円に21.7%上方修正。増益率が2.5%増→24.8%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 エクセディ <7278>   ★上期税引き前を44%上方修正
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は44.6億円の黒字(前年同期は20.9億円の赤字)に浮上して着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ自動車生産が回復するなか、MT部品、AT部品ともに販売が大幅に増加したことが寄与。設備の稼働効率向上や経費削減なども利益改善につながった。
  併せて、上期(4-9月)の同利益を従来予想の45億円→65億円に44.4%上方修正。増益率が5.4倍→7.7倍に拡大する見通しとなった。

 スクリン <7735>   ★今期経常を19%上方修正、配当も25円増額
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の345億円→410億円に18.8%上方修正。増益率が51.8%増→80.5%増に拡大する見通しとなった。5G、AIの活用拡大やIoT、DXの進展に伴うデータセンター需要の増加などを背景に、半導体メーカーによる積極的な設備投資が継続するなか、主力の半導体製造装置の販売が伸びる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の155円→180円(前期は90円)に増額修正した。

 松風 <7979>   ★今期経常を28%上方修正
 ◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の18.3億円→23.5億円に28.3%上方修正。減益率が27.2%減→6.6%減に縮小する見通しとなった。欧米や中国を中心とした海外向け販売へのコロナ影響が想定より軽微なことに加え、欧州で既存製品の販売が好調に推移していることが要因。円安効果も上振れに貢献する。

 リョーサン <8140>   ★今期経常を一転13%増益に上方修正
 ◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の17億円→37億円に2.2倍上方修正。産業機器や情報通信、コンシューマ向けが堅調に推移するなか、利益率の高い製品の販売が伸びることが寄与。在庫回転が進み同関連費用が縮小することに加え、想定を上回る円安進行などもプラスに働く。
  併せて、通期の同利益を従来予想の37億円→58億円に56.8%上方修正し、一転して13.2%増益見通しとなった。

 SEHI <9478> [JQ]  ★4-6月期(1Q)経常は3倍増益・上期計画を超過
 ◆22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の4.7億円に急拡大して着地。出版事業で既刊書籍販売、Webメディア、イベント、電子書籍の売り上げが好調だったことが寄与。IT人材研修事業の伸長なども大幅増益に貢献した。
  上期計画の3.4億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 ステップ <9795>   ★今期経常を3期ぶり最高益に上方修正、配当も4円増額
 ◆21年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の27.4億円→35.2億円に28.7%上方修正。増益率が39.3%増→79.3%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。6月末における生徒数が前年同期比10.5%増となるなど、生徒募集が好調に推移していることが上振れの背景。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→44円(前期は40円)に増額修正した。

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