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【材料】ジョンソン&ジョンソンが決算発表 医療機器部門が収益に貢献=ダウ採用銘柄

 ジョンソン&ジョンソン(J&J)<JNJ>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表しており、1株利益、売上高とも上方修正し、予想も上回った。医療機器が前年比で63%伸び、収益に貢献した。

 また、ファイザー<PFE>やモデルナ<MRNA>のメッセンジャーRNAとは異なる技術を使用した1回の投与で済む同社のワクチンについて、2021年に25億ドルの収益を生み出すと予想している。今年後半にも出荷が増加すると予想している。

(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):2.48ドル(予想:2.29ドル)
・売上高:233.1億ドル(予想:225.4億ドル)
   Remicade:8.88億ドル(予想:7.76億ドル)
   Zytiga:5.63億ドル(予想:5.68億ドル)
   Stelara:22.7億ドル(予想:21.7億ドル)
   Xarelto:5.69億ドル(予想:5.91億ドル)
   Imbruvica:11.2億ドル(予想:11.4億ドル)
   Invokana:1.60億ドル
   Erleada:3.02億ドル(予想:2.77億ドル)
  医療機器:59.3億ドル(予想:56.4億ドル)
   Simponi:5.84億ドル(予想:5.92億ドル)
   Darzalex:14.3億ドル(予想:13.0億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):9.60~9.70ドル(従来:9.42~9.57ドル)(予想:9.53ドル)
・売上高:938~946億ドル(従来:906~916億ドル)(予想:930億ドル)

(NY時間10:12)
J&J<JNJ> 168.57(+0.12 +0.07%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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