市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ファーマF、オプティム、レノバ

ファーマF <日足> 「株探」多機能チャートより
■ファーマフーズ <2929>  3,375円  +500 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ファーマフーズ<2929>は急反騰。きょう午前9時30分ごろ、21年7月期連結業績予想の上方修正を発表。売上高を400億1400万円から461億3500万円(前期比3.0倍)へ、営業利益を20億8800万円から50億7200万円(同6.9倍)へ大幅増額しており、これが好感された。同社株は、前週末に明らかになったロート製薬<4527>との資本・業務提携が材料視され朝方高く寄り付いたが、この上方修正の発表を受けて上げ幅を更に拡大させている。

■オプティム <3694>  2,097円  +37 円 (+1.8%)  本日終値
 オプティム<3694>がしっかり。同社はきょう、クボタ<6326>やinaho(神奈川県鎌倉市)、ルートレック・ネットワークス(川崎市高津区)、レグミン(埼玉県深谷市)、関東甲信クボタ(さいたま市桜区)と共同で、ハウス栽培のスマート化に向けた実証実験を開始したと発表しており、これが下支え材料となったようだ。この実験では、各社が保有するロボットや人工知能(AI)などを活用した自動化ソリューションを持ち寄ることで、潅水(水やり)、施肥、防除(病害虫の予防・駆除)、収穫といった各栽培工程で収集するデータを相互利活用できる実証環境を構築し、新たなソリューションの開発を目指すとしている。

■レノバ <9519>  4,850円  +75 円 (+1.6%)  本日終値
 レノバ<9519>が4日ぶりに反発。17日付の日本経済新聞朝刊で「政府は2030年度の新たな電源構成の原案について、総発電量に占める再生可能エネルギーの比率を36~38%、原子力を20~22%とする方向で最終調整に入った」と報じられており、現行目標から再エネの比率を10ポイント以上引き上げる方針であるとの観測から、再生エネ関連の同社に思惑的な買いが向かったようだ。

■IDOM <7599>  923円  +12 円 (+1.3%)  本日終値
 IDOM<7599>が8日続伸し連日の年初来高値更新となった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が16日付で、投資判断「バイ」を継続し、目標株価を1000円から1300円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、大型店モデルが確立し、今後は「成長」と「安定」が両立する新たな利益拡大ステージに入ると予想。鉄鉱石価格上昇による西豪州における新車販売好調や販売台数増による粗利増により、22年2月期営業利益予想を125億円から160億円へ、23年2月期を同137億円から171億円へ引き上げている。また、新車供給不足による中古車需要増という外部要因は一定程度あったと考えるが、大型店へのシフトによる内部要因の側面の方が大きいと評価している。

■ウエルシア <3141>  3,455円  +30 円 (+0.9%)  本日終値
 ウエルシアホールディングス<3141>は続伸。16日の取引終了後、広島県を中心に中国・四国地方でドラッグストアを展開するププレひまわり(広島県福山市)を子会社化することで基本合意したと発表しており、これが好材料視されている。中国・四国地方の店舗網拡大を図るとともに、それぞれの保有するノウハウや人材などの経営資源を共有することで、経営規模の拡大と経営体質の強化を図るのが狙い。資本面ではププレひまわりの既存株主から発行済み株数の50%超の株式を12月1日付で取得し子会社化する予定で、取得相手先や条件などは今後決定するという。なお、22年2月期業績への影響は軽微としている。

■JMDC <4483>  5,680円  +10 円 (+0.2%)  本日終値
 JMDC<4483>が3日ぶりに反発している。前週末16日の取引終了後、子会社flixyが、医師向け薬剤比較アプリ「イシヤク」をリリースしたと発表しており、これが好感された。同アプリは、現役医師が開発した「医師にとって最も使いやすい」を目指して作られた薬剤比較アプリ。従来の添付文書アプリは、主に薬剤師向けに作られていて、網羅性は担保されているものの医師にとって最も知りたい同効薬剤間の比較や力価を手軽に検索できなかったが、「イシヤク」は2万種類以上の薬剤の特徴を医師の処方の観点から、他の薬剤との比較を主眼において簡潔に記しているのが特徴としている。

■岩井コスモ <8707>  1,489円  -215 円 (-12.6%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 岩井コスモホールディングス<8707>が急反落。同社は前週末16日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算速報値を発表。営業収益は前年同期実績比12.8%減の50億5600万円、純利益は同50.8%減の7億4700万円となった。なお、4~6月期決算は21日に発表が予定されている。

■Sansan <4443>  7,990円  -240 円 (-2.9%)  本日終値
 Sansan<4443>は反落。岩井コスモ証券が16日付で投資判断を「A」から「B」とし、目標株価を1万2000円から8500円へ引き下げたことが弱材料視されたようだ。同証券では、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を展開する同社の中期的な成長余力は大きいとしながらも、同社株は短期的には割高に評価されていると指摘。同社が今期は営業減益になる可能性をを示したことが、短期的に同社株価の上値を抑える可能性があると判断したという。

■東京エレクトロン <8035>  44,550円  -950 円 (-2.1%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連株が安い。前週末16日の米株式市場で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比72.29ポイント安の3145.45と下落。インテル<INTC>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>などの株価が下落した。15日に発表された台湾積体電路製造(TSMC)ADR<TSM>の決算が市場予想を下回ったことなどを警戒する売りが膨らんだ。これを受け、週明けの東京市場で半導体関連株が軟調な値動きとなっている。

■INPEX <1605>  793円  -16 円 (-2.0%)  本日終値
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。18日に開催されたOPECプラス閣僚会合では、協調減産を8月から毎月日量40万バレルずつ縮小することが決まった。これを受けて米原油先物相場はきょうの時間外取引で下落しており、全般軟調地合いと相まって石油関連株には売りが先行している。

株探ニュース

日経平均