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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):TBグループ、ツクルバ、アイサンテク

TBグループ <日足> 「株探」多機能チャートより
■TBグループ <6775>  221円  +50 円 (+29.2%) ストップ高   本日終値
 TBグループ<6775>がストップ高。同社はきょう、自社のPOSレジ「TOUCH REGI FT-800P」が、グローリー<6457>の業界初となるPOSレジとつり銭機のサブスクリプションサービス「REGIX」に採用されたと発表。FT-800Pは、コンパクトな筐体に液晶タッチパネル・プリンター・POSキーボード・各種インターフェースなどを効率よく配置したオールインワンのPOSレジ。高速道路施設のサービスエリア・パーキングエリアなど、さまざまな現場で高い評価を受けている。

■幸和製作所 <7807>  1,213円  +143 円 (+13.4%)  本日終値
 幸和製作所<7807>が続急伸。引き続き15日に発表した第1四半期(3~5月)連結決算で、売上高15億1800万円(前年同期比20.8%増)、営業利益2億2000万円(同4.6倍)と大幅増益となったことが好感されている。決算発表翌日の16日にはストップ高の1070円に上昇したが、好決算を評価する買いが継続。また、22年2月期通期業績予想は、売上高52億4900万円(前期比0.7%増)、営業利益2億7100万円(同26.5%減)の従来見通しを据え置いているが、上振れを期待した買いも入っているようだ。

■ツクルバ <2978>  1,225円  +131 円 (+12.0%)  本日終値
 ツクルバ<2978>は大幅高続伸し年初来高値を更新した。午前10時ごろ、同社が運営するシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」が、全国47都道府県に470店舗以上のコワーキングスペースを展開するいいオフィス(東京都台東区)と業務提携したと発表しており、これが好感された。今回の提携は、利用者の多様なニーズに応えるサービスや新プランを共同で展開するのが狙い。「co-ba NETWORK」と「いいオフィス」相互乗り入れプランの企画や、いいオフィスからco-baへのユーザーアプリや運営者システムの技術提供、co-baからのソフトサービスの提供などを予定しているという。

■i-plug <4177>  6,540円  +520 円 (+8.6%)  本日終値
 i-plug<4177>が大幅高で3日続伸。16日の取引終了後、新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」の6月末の企業登録数が前期比30.9%増の8714社になったと発表しており、これが好材料視された。「OfferBox」は、利用者がプロフィールを登録するだけで、企業から選考やインターンのオファーが届く就活サイト。累積学生登録人数も同29.3%増の17万7523人となったほか、単月のオファー送信件数も前年同月比2.2倍の18万7049件となっており、主要KPI(重要業績評価指標)の順調な伸びが好感されているようだ。

■ラキール <4074>  3,150円  +170 円 (+5.7%)  本日終値
 ラキール<4074>が急伸。前週末16日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄で、初日は初値2480円に対してストップ高の2980円で取引を終了していた。企業の業務アプリケーションの開発や運用を支援する独自のプロダクトサービス「LaKeel DX」の展開が主な事業で、DX関連としてのテーマ性が注目されているほか、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが向かった。

■エムビーエス <1401>  588円  +30 円 (+5.4%)  本日終値
 エムビーエス<1401>は大幅反発。前週末16日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。上限を10万株(発行済み株数の1.29%)、または1億円としており、取得期間は21年7月19日から22年5月20日まで。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を行うためとしている。

■アイサンテクノロジー <4667>  1,800円  +90 円 (+5.3%)  本日終値
 アイサンテクノロジー<4667>が大幅高。前週末16日の取引終了後、東京都が公募した「令和3年度西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクト」に参加すると発表しており、これが好感されたようだ。このプロジェクトには大成建設<1801>をはじめ、KDDI<9433>、SOMPOホールディングス<8630>傘下の損害保険ジャパンのほか、自動運転ベンチャーのティアフォー(名古屋市中村区)などが参画している。アイサンテクは、自動運転の際に必要となる高精度3次元地図作成及び提供の分野から自動運転移動サービスの可能性を探り、西新宿や都内の他のエリアへの早期実用化を促すこと目指す。

■シード平和 <1739>  781円  +37 円 (+5.0%)  本日終値
 シード平和<1739>が高い。前週末16日の取引終了後、集計中の21年6月期単独業績について、売上高が270億円から275億4100万円(前の期比10.8%増)へ、営業利益が16億2000万円から19億5000万円(同22.8%増)へ、純利益が9億7000万円から12億3700万円(同37.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。コロナ禍による住宅需要の高まりから「戸建分譲事業」で販売が好調に推移したことに加えて、「総合建設事業」及び「不動産賃貸管理事業」で予算管理及びコスト削減を徹底し、案件ごとの利益率改善を図ったことなどが要因としている。なお、期末一括配当は10円から13円に引き上げられた。

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