【市況】ETF売買動向＝12日寄り付き、日経レバの売買代金は353億円と活況

　12日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比8.7％減の660億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同3.6％減の558億円となっている。

　個別ではｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳ＆Ｐ５００（為替ヘッジあり） <2634> など12銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.73％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が3.68％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が3.58％高、ＮＺＡＭ　上場投信　日経２２５ <2525> が3.58％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.50％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.16％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.19％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が539円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金353億3200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金174億6000万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が52億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が32億4800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が32億4100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が19億3000万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が17億6900万円の売買代金となっている。

株探ニュース