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【通貨】外為サマリー:1ドル110円50銭台で推移、日経平均の下落が影響

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=110円54銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭弱のドル安・円高となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=110円66銭前後と前日に比べ3銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の低下を受けてドルが売られる場面があったものの、欧州の景気減速懸念などを背景としたユーロ安・ドル高が対円でのドル買いに波及するかたちで持ち直した。

 この流れを引き継いだ東京市場は110円60銭台でスタートしたが、日経平均株価が続落して始まるとリスク回避目的のドル売り・円買いが流入。政府が東京都に4度目となる緊急事態宣言の発令を検討していることが投資家心理に影響しているようで、午前10時頃には一時110円50銭近辺まで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1791ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=130円34銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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