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【市況】後場の日経平均は233円高でスタート、ソフトバンクGやレーザーテックが高い/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 29109.04 (+233.81)
TOPIX  : 1961.18 (+14.08)


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比233.81円高の29109.04円と前場終値から若干上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は強含み。アジア市場はほぼ全面高。為替は1ドル=110円80銭と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、米国市場でナスダックが連日の史上最高値を更新した流れを引き継ぎ上昇となった。後場の日経平均は、前場終値より若干上げ幅を拡大してスタートした。米国の超党派グループとバイデン米大統領がインフラ予算法案で合意したとの報道により、東京市場でも景気敏感株が上昇し相場をけん引しているようだ。また、ナスダックが連日の高値更新となり半導体関連株も買われている。個別の材料では、パナソニックが4000億円でテスラ株を売却との報道で上昇していることや、東芝<6502>の定時株主総会で、永山議長と小林氏の取締役選任案が否決されたことが報じられている。

 セクター別では、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、化学などが上昇率上位となっており、一方、海運業、精密機器、倉庫・運輸関連業などが下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>、日立<6501>が高い。一方、エーザイ<4523>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、日本オラクル<4716>、日本郵船<9101>安い。
《CS》

 提供:フィスコ

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