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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 75日移動平均線突破から2万9000円固めを意識


 日経225先物は11時30分時点、前日比260円高の2万9060円(+0.90%)前後で推移。寄り付きは2万9020円とシカゴ先物清算値(2万8980円)を上回って始まると、インデックス買いが集中したことから、現物の寄り付き直後には2万9120円まで上昇幅を広げた。買い一巡後は売り買いが交錯するなか、一時2万8940円まで利食いに押されたものの、下値を売り込む動きには向かわず、前場半ば以降は2万9000円を上回っての推移に。

 米国市場の上昇を受けて買い先行で始まり、上値抵抗線として意識されていた75日移動平均線を突破してきた。その後は利食いに押される場面も見られたものの、概ね75日線を上回っての推移を続けており、2万9000円固めの動きに。週末要因から後場はこう着感が強まると考えられるが、2万9000円での底堅い値動きを続けるようだと、引けにかけてショートカバーを誘い込む可能性はありそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.85倍まで上昇し、上値抵抗となる25日線での攻防を見せている。

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