【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … ｇｕｍｉ、ヤーマン、ダントーＨＤ　(6月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月10日から11日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　プロレド <7034>
　21年10月期の経常利益を従来予想の12.6億円→8.8億円(前期非連結は11.8億円)に29.8％下方修正し、一転して25.6％減益見通しとなった。

▲No.3　フリービット <3843>
　21年4月期の連結経常利益は前の期比47.6％増の36.6億円に拡大したが、22年4月期は前期比35.8％減の23.5億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.4　エイチーム <3662>
　21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結経常利益は前年同期比29.0％減の7.3億円に減ったが、通期計画の5億円に対する進捗率が146.6％とすでに上回り、さらに5年平均の74.9％も超えた。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3903> ｇｕｍｉ 　　　東１ 　 -17.94 　　6/11　本決算　　　　　－
<7034> プロレド 　　　東１ 　 -15.02 　　6/11　　上期　　　-26.58
<3843> フリービット 　東１　　 -9.94 　　6/11　本決算　　　-35.81
<3662> エイチーム 　　東１　　 -9.61 　　6/11　　　3Q　　　-29.04
<4382> ＨＥＲＯＺ 　　東１　　 -8.25 　　6/11　本決算　　　-68.42

<5337> ダントーＨＤ 　東１　　 -7.77 　　6/11　　　1Q　　　　赤拡
<3539> ＪＭＨＤ 　　　東１　　 -4.83 　　6/11　　　3Q　　　 15.85
<6630> ヤーマン 　　　東１　　 -3.88 　　6/11　本決算　　　　1.87
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 -1.77 　　6/11　　　3Q　　　 67.02
<3458> ＣＲＥ 　　　　東１　　 -1.58 　　6/11　　　3Q　　　444.90

<5218> オハラ 　　　　東１　　 -1.44 　　6/11　　上期　　　　黒転
<8142> トーホー 　　　東１　　 -1.30 　　6/11　　　1Q　　　　赤縮
<3361> トーエル 　　　東１　　 -0.61 　　6/11　本決算　　　　5.32
<3193> 鳥貴族ＨＤ 　　東１　　 -0.10 　　6/11　　　3Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース