【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … カラダノート、マクビープラ、イトクロ　(6月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月10日から11日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　イトクロ <6049>
　21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比59.5％増の9.6億円に拡大し、通期計画の15.2億円に対する進捗率は63.3％に達し、5年平均の59.4％も上回った。

★No.2　マクビープラ <7095>
　21年4月期の連結経常利益は前の期非連結比2.2倍の7.8億円に急拡大し、従来予想の6.1億円を上回って着地。

★No.3　石井表記 <6336>
　22年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は4億4100万円の黒字(前年同期は5300万円の赤字)に浮上し、2-7月期(上期)計画の3億1500万円に対する進捗率が140.0％とすでに上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 +24.61 　　6/11　　上期　　　 59.54
<7095> マクビープラ 　東Ｍ 　 +23.30 　　6/11　本決算　　　 27.39
<6336> 石井表記 　　　東２ 　 +13.34 　　6/11　　　1Q　　　　黒転
<4431> スマレジ 　　　東Ｍ　　 +8.86 　　6/11　本決算　　　-29.67
<4014> カラダノート 　東Ｍ　　 +5.90 　　6/11　　　3Q　　　 84.38

<3320> クロスプラス 　東２　　 +4.38 　　6/11　　　1Q　　　　黒転
<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ　　 +4.17 　　6/11　　　1Q　　　　赤転
<4287> ジャストプラ 　ＪＱ　　 +3.06 　　6/11　　　1Q　　　102.17
<7878> 光・彩 　　　　ＪＱ　　 +2.65 　　6/11　　　1Q　　 3000.00
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 +1.94 　　6/11　　上期　　　 12.68

<7692> Ｅインフィニ 　ＪＱ　　 +1.25 　　6/11　　　3Q　　　-79.45
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ　　 +1.15 　　6/11　　　1Q　　　　赤縮
<9637> オーエス 　　　東２　　 +0.81 　　6/11　　　1Q　　　　黒転
<1383> ベルグアース 　ＪＱ　　 +0.73 　　6/11　　上期　　　　赤縮
<3248> アールエイジ 　東２　　 +0.63 　　6/11　　上期　　　-21.79

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース