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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 短期筋のショートカバーにより25日移動平均線を捉える


 日経225先物は11時30分時点、前日10円安の2万8590円(-0.03%)前後で推移。寄り付きは2万8430円と、シカゴ先物清算値(2万8405円)にサヤ寄せして始まり、2万8380円まで下落幅を広げた。しかし、ナイトセッションでつけた安値(2万8350円)は割り込まず、底堅さが意識されるなかで一気に切り返しており、前場半ばには一時2万8720円まで上昇。ただし、前引けにかけて上げ幅を縮め、前日比変わらずの水準で推移している。

 米国市場でのハイテク株の底堅い値動きもあり、売り一巡後の買いに繋がったようである。また、直近でつけた高値(2万8620円)を突破したことにより、短期筋のショートカバーを誘った格好。日経225先物は5日移動平均線(2万8395円)を支持線に反転し、25日移動平均線(2万8720円)水準までの上昇となり、短期的なトレードとしては一巡感も。後場は2万8600円辺りでの底堅さを見せてくるようであれば、再度25日線辺りを窺う展開も見込まれよう。NT倍率は先物中心限月で一時14.92倍に上昇しており、保ち合いレンジの上限レベルとなる15.00倍回復を想定したNTロングのスタンスは継続か。

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