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【材料】エル・ティー・エス---1Qは2ケタ増収・増益、プロフェッショナルサービス事業が順調に推移

LTS <日足> 「株探」多機能チャートより

エル・ティー・エス<6560>は14日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.9%増の17.42億円、営業利益が同7.4%増の1.72億円、経常利益が同16.5%増の1.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同19.6%増の1.21億円となった。

プロフェッショナルサービス事業の売上高は前年同期比26.8%増の16.81億円、セグメント利益(営業利益)は同15.2%増の1.57億円となった。企業活動の様々な制約によってIT部門を取り巻く環境が大きく変化していく中で、堅調な変革ニーズを捉え、積極的に事業展開を推進した結果、ビジネスプロセスマネジメントを活用した業務の可視化・改善を強みとする従来型のコンサルティング案件(業務分析・設計、IT導入支援・現場展開)の獲得は順調に推移した。ソフテックの連結子会社化により、静岡・東海エリアでの事業が拡大するともに、ログラスとの業務提携による経営管理領域でのデジタルトランスフォーメーション推進等、テクノロジー企業を中心とする外部企業との連携を推進した。また、書籍発刊やセミナー等を通じ、提供サービスに関する外部への情報発信も積極的に実施した。

プラットフォーム事業の売上高は前年同期比24.3%増の0.73億円、セグメント利益(営業利益)は同38.1%減の0.14億円となった。IT業界に特化した、ビジネスマッチングと学びの場を提供するプラットフォームである「アサインナビ」の会員数は、2021年3月31日現在で法人・個人を合わせ10,599会員(前期末比393会員の増加)となり、順調に成長を続けている。会員基盤の拡大に伴い、「アサインナビ」及び「コンサルタントジョブ」によるマッチングや会員向けサービスの実績も拡大しており、売上高は堅調に推移した。一方、既存サービスの育成・成長に加え、新サービス「CS Clip」への開発投資を継続するとともに、組織体制の強化や積極的な営業活動等、将来の収益拡大に向けた投資も、積極的に実施した。

2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.0%増の70.00億円、営業利益が同21.2%増の5.80億円、経常利益が同18.5%増5.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.1%増の3.41億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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