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【市況】日経平均は265円高、寄り後上げ幅拡大

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は265円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米国株高を受けた買いが入ったほか、厚労省が米モデルナ製と英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンを今日、承認する見通しとなり、ワクチン普及による経済活動の本格回復への期待感が高まり、東京市場の株価支援要因となった。一方、米財務省が1万ドル以上の暗号資産(仮想通貨)の送金を報告することを義務付ける方針を発表したこともあり、暗号資産の価格変動への警戒感が継続しているほか、政府が東京や大阪などの緊急事態宣言について、延長を視野に検討していると報じられたことなどを受け、新型コロナ感染拡大の足元経済への悪影響が引き続き懸念され、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している

《FA》

 提供:フィスコ

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