市場ニュース

戻る
 

【市況】株価指数先物【寄り前コメント】 米半導体株物色を受けてNT倍率はやや上昇を想定


大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 28210 +120 (+0.42%)
TOPIX先物 1896.0 +1.5 (+0.07%)
シカゴ先物 28230 +140
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 20日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。新規失業保険申請件数が前週比で減少し、雇用市場の改善傾向が継続しているとの見方から買い先行の展開に。長期金利の低下も材料視されている。また、アプライド・マテリアルズの2-4月期決算で、売上高および1株利益が市場予想を上回ったことが好感され、4.0%を超える上昇となったことで、他の半導体株への決算期待につながった。S&P業種別指数は自動車・自動車部品、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で、銀行、運輸、エネルギーが下落。 

 シカゴ先物清算値は日中大阪比140円高の2万8230円だった。日経225先物のナイトセッションは日中比20円安の2万8070円で始まり、寄り付き後には一時2万7870円まで軟化。しかし、米国市場の取引開始後には上昇に転じると、2万8330円まで買われる場面が見られた。買い一巡後は2万8200円を挟んだ狭いレンジ取引での推移となり、2万8210円で取引を終えた。

 本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢で始まることになりそうだ。アプライド・マテリアルズの決算評価のほか、来週に決算発表を予定しているエヌビディアは証券会社による格上げ観測で上昇しており、半導体株への物色の流れが波及することが見込まれる。ADR(米国預託証券)では下落基調を続けているファーストリテイリング <9983> も下げ止まりを見せている。そのため、指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する形で日経平均型優位の展開になりそうだ。VIX指数は20.67に低下するなか、75日移動平均線水準での攻防であり、反転リスクはあるものの、薄商いでインデックス売買に振らされやすい状況を鑑みると、NT倍率はやや上昇を想定。とはいえ、14.80倍~15.00倍のレンジでの推移は変わらず、狭いレンジ内でのスプレッド狙いとなる。

 日経225先物は辛うじて下値を切り上げる形でのリバウンドを形成。2万8000円割れでの押し目買いの動きも見られてきており、買い一巡後の戻り売りに対しては、短期的なロングによる値幅取りとなろう。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均