【材料】セイコーHDの21年3月期業績は一転最終増益へ上振れ着地
セイコーHD <日足> 「株探」多機能チャートより
売上高は2050億円の従来予想に対して2026億7100万円(同15.3%減)とやや下振れるものの、第4四半期(1~3月)に「グランドセイコー」や「セイコープロスペックス」などの高付加価値製品の販売が好調に推移したことが利益を押し上げた。また、外部環境の変化に合わせた広告宣伝販促費やその他営業費用の削減の取り組みが進んだこと、為替レートが円安傾向に推移したことなども寄与した。なお、期末配当予想は12円50銭から25円に引き上げられ、年間配当は37円50銭(前の期75円)となる。
出所:MINKABU PRESS