【市況】株価指数先物【昼のコメント】 短期的には一巡感も2万9000円水準での底堅さ見極め
日経225先物は11時30分時点、前日570円高の2万9110円(+1.99%)前後で推移している。寄り付きは2万8840円とシカゴ先物清算値(2万8885円)にサヤ寄せする形からギャップアップで始まった。2万8790円とやや軟化するも下値は堅く、その後はショートカバーを交えての切り返しとなり、前場半ばに2万9000円を回復。前引けには2万9120円まで上昇幅を拡大した。
日経225先物はギャップアップで始まった後も底堅い値動きを見せてきたが、短期のヘッジファンドによるショートカバーを交えての上昇と考えられる。昨日の下落部分を吸収し75日移動平均線を上回ってきており、短期的には一巡感も意識されやすい。しかし、2万9000円水準での底堅さが見られるようだと、もう一段のリバウンドに向かわせる可能性もある。後場は2万9000円での底堅さを見極めたいところだろう。NT倍率は先物中心限月で15.12倍と横ばいで推移している。
株探ニュース