【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … バイク王、霞ヶ関Ｃ、シーズメン　(4月2日～8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　川口化 <4361>
　21年11月期の連結経常利益を従来予想の1億4000万円→2億5000万円(前期は8200万円)に78.6％上方修正し、増益率が70.7％増→3.0倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　放電精密 <6469>
　21年2月期の連結最終損益は28.3億円の赤字(前の期は1.8億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、22年2月期は8.7億円の黒字に浮上を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　ＫＴＫ <3035>
　21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比27.8％増の2億7600万円に伸び、通期計画の3億5200万円に対する進捗率は78.4％に達し、5年平均の59.8％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4361> 川口化 　　　　東２ 　 +20.88 　　4/ 5　　　1Q　　　 89.09
<6469> 放電精密 　　　ＪＱ 　 +18.61 　　4/ 6　本決算　　　　黒転
<3498> 霞ヶ関Ｃ 　　　東Ｍ 　 +15.07 　　4/ 2　　上期　　　　赤転
<3035> ＫＴＫ 　　　　ＪＱ 　 +13.83 　　4/ 2　　上期　　　 27.78
<3377> バイク王 　　　東２　　 +9.52 　　4/ 5　　　1Q　　　　黒転

<7544> スリーエフ 　　東２　　 +8.94 　　4/ 8　本決算　　　 86.05
<3083> シーズメン 　　ＪＱ　　 +2.56 　　4/ 8　本決算　　　　赤拡
<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 +2.52 　　4/ 8　　上期　　　-29.00
<4394> エクスＭ 　　　東Ｍ　　 +1.80 　　4/ 2　　　1Q　　　 46.88
<6279> 瑞光 　　　　　東２　　 +1.03 　　4/ 5　本決算　　　　4.61

<2789> カルラ 　　　　ＪＱ　　 +0.96 　　4/ 5　本決算　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース