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【材料】任天堂が反発、好業績背景に新年度入りで機関投資家資金の再流入も

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>が3日ぶりに反発、一時2000円を超える上昇で売買代金は東証1部で第2位となっている。前日の米国株市場ではハイテク系グロース株が買い戻されたことや、きょうは名実ともに新年度入りで機関投資家の買いが入りやすくなっている。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」は発売から4年を経過してなお売れ行きに陰りがみられない。スイッチ向けゲームソフトの売り上げと合わせ、同社の一人勝ち状態が続いており、21年3月期営業利益は期中2回の増額修正を経て5600億円と前の期比約6割近い伸びを見込んでいる。更に22年3月期についても増収増益基調は継続する公算が大きいとみられており、改めてファンド系資金の組み入れの動きが株高を後押しする可能性がある。

出所:MINKABU PRESS

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