【特集】個人投資家・有限亭玉介:コロナ禍からの脱却期待の銘柄を監視【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年3月2日10時に執筆
新型コロナの感染者数が減少傾向となりワクチン接種が開始された事で経済回復への期待感が高まっているようです。コロナ禍で売られていたセクターが買われており、米国ではハイテク株が売られるなど相場観の変化が目立ってきております。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本だけでなくワクチンの効果によって世界中で新型コロナの感染縮小が見られます。それに伴って今まで売られていた航空や旅行関連などへ買いが入っているようです。これまでも感染縮小と拡大を繰り返すような状況が続いておりましたが、ワクチン接種が進むに連れてこのまま縮小へ向かうのでしょうか。
首都圏を除く6府県で緊急事態宣言が前倒しで解除されるなど、現状としては安心材料が増えたかもしれません。一方で縮小傾向が鈍化しているという専門家の意見もあり、投資家は引き続き慎重に銘柄選びをしていく必要があります。
世間での安心感が広がる中で、緊急事態宣言が解除された後に政府が改めて経済政策を打ち出すのか注視したいところです。昨年実施されたGo Toトラベルでは感染再拡大の原因になったとの見方も強く、政府としては同じ轍を踏むかは疑問が残りますな。
それでも飲食店や観光業への打撃を考えると、全く何もしないというのも考え難いです。補助金の対象から漏れた企業もあるでしょうし、政府としても何かしら策を講じるとあたくしは考えております。多くの人が集まるイベント業などは満員にして開催するのはまだ先になる気もしますが、春のお花見はせめて何かしらの形で…とも思いますな。
現状では航空・旅行業界・ホテル・イベント関係は売上が激減して依然として苦しい状況です。しかし新型コロナの苦難を乗り越えた先には、コロナの損失分を取り返そうと洗練されたサービスと企業努力でおもてなしをしてくれると思いますよ。
コロナショックを受けた業界をまとめた「コロナ7業種」という表現もありますが、これらの企業のほとんどは株価が底値圏で推移しておりました。投資家としてはようやく日の目を見るタイミングが巡ってきたかと待ち遠しかったところです。
イベント関連で言えば結婚式などはまさに自粛の対象となっておりました。ウェディング事業を展開するテイクアンドギヴ・ニーズ<4331>も底値圏での推移からようやく上放れしております。結婚相談所を手掛けるタメニー<6181>も底を打って切り返した模様です。
旅行関連からは宿泊予約サイトコントローラー『TEMAIRAZU』を提供している手間いらず<2477>が反発しております。インバウンドを失った旅行業界の打撃は計り知れないものですが、復活の際には乗り遅れないように出遅れ株が無いか旅行関連全体に目を光らせておりますよ。
音楽制作機器を手掛けるティアック<6803>は巣ごもりで好調であったBtoCと対照的に、設備投資の延期が続いて低調となったBtoB案件が回復するか注視したいところです。ライブ・コンサートに大勢の人がマスク無しで集まる光景を早く見てみたいですなぁ。
AI関連に目を向けるとブレインパッド<3655>も2月12日の決算後に動意しました。同社の「データ活用人材育成サービス」の急拡大からしても、DX関連としての素地も見ておきたいもんです。昨年10月より底値から切り返したニッポン高度紙工業<3891>はセパレータが5Gやデータセンター、車載向けリチウム電池用など今後の市場拡大を匂わせるテーマを網羅しており監視を強めておりますよ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《RS》
提供:フィスコ