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【市況】日経平均は299円安、寄り後やや軟調

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は299円安(9時10分現在)。米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場でも米長期金利上昇への警戒感が強くなっているほか、国内外で変異型の新型コロナ感染拡大が懸念され、株価の重しとなった。また、今晩米国で2月の雇用統計が発表されることからこれを見極めたいとして積極的な買いを見送る動きもあった。一方、引き続き世界経済回復への期待感が強く株価支援要因となり、また、原油価格の上昇も関連銘柄への物色意欲を誘った。さらに、昨日の日経平均が600円を超す下げとなった後ということもあり押し目買いが入りやすかったことに加えて、外為市場で1ドル=107円90銭台と昨日15時頃に比べ90銭ほど円安・ドル高に振れていることも安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢。寄り後はやや軟調に推移している。

《FA》

 提供:フィスコ

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