【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ヤプリ、フロンテオ、クレアＨＤ　(2月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月12日から15日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ズーム <6694>
　20年12月期の連結経常利益は前の期比40.6％増の4.4億円に伸び、従来予想の2.6億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.4　Ａバランス <3856>
　21年6月期の連結経常利益を従来予想の5.6億円→10.8億円(前期は3億円)に92.9％上方修正し、増益率が83.6％増→3.5倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.5　ＬＡホールデ <2986>
　20年12月期の連結経常利益は前の期比51.9％減の9.7億円に落ち込んだが、21年12月期は前期比94.3％増の19億円にＶ字回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6694> ズーム 　　　　ＪＱ 　 +28.26 　　2/15　本決算　　　 56.60
<7078> ＩＮＣ 　　　　東Ｍ 　 +27.27 　　2/15　　　3Q　　　-80.34
<7062> フレアス 　　　東Ｍ 　 +23.81 　　2/15　　　3Q　　　-61.61
<3856> Ａバランス 　　東２ 　 +20.26 　　2/15　　上期　　　628.10
<2986> ＬＡホールデ 　ＪＱ 　 +15.95 　　2/15　本決算　　　 94.27

<2158> フロンテオ 　　東Ｍ 　 +14.16 　　2/15　　　3Q　　　　赤縮
<3807> フィスコ 　　　ＪＱ 　 +13.65 　　2/15　本決算　　　　黒転
<3904> カヤック 　　　東Ｍ 　 +13.63 　　2/15　本決算　　　 28.38
<4235> ＵＦＨＤ 　　　ＪＱ 　 +11.70 　　2/15　本決算　　　　黒転
<9318> アジア開発 　　東２ 　 +11.11 　　2/15　　　3Q　　　　赤縮

<3556> リネットＪ 　　東Ｍ 　 +11.07 　　2/15　　　1Q　　　 14.62
<1450> 田中建設工業 　ＪＱ　　 +9.23 　　2/15　　　3Q　　　111.27
<5690> リバーＨＤ 　　東２　　 +8.75 　　2/15　　上期　　　 94.34
<4669> ニッパンＲ 　　ＪＱ　　 +7.11 　　2/15　本決算　　　 68.67
<6824> 新コスモス 　　ＪＱ　　 +7.05 　　2/15　　　3Q　　　 59.21

<4234> サンエー化研 　ＪＱ　　 +5.60 　　2/15　　　3Q　　　 81.85
<5184> ニチリン 　　　東２　　 +4.30 　　2/15　本決算　　　 25.76
<8072> 出版貿 　　　　ＪＱ　　 +3.80 　　2/15　　　3Q　　　 41.67
<2304> ＣＳＳ 　　　　ＪＱ　　 +3.37 　　2/15　　　1Q　　　-35.15
<4020> ビートレンド 　東Ｍ　　 +2.91 　　2/15　本決算　　　 38.10

<3041> ビ花壇 　　　　東２　　 +2.59 　　2/15　　上期　　　　赤縮
<1757> クレアＨＤ 　　東２　　 +2.41 　　2/15　　　3Q　　　　赤拡
<4168> ヤプリ 　　　　東Ｍ　　 +2.08 　　2/15　本決算　　　　　－
<4840> トライアイズ 　ＪＱ　　 +1.43 　　2/15　本決算　　　417.14
<7946> 光陽社 　　　　東２　　 +1.25 　　2/15　　　3Q　　　　赤転

<9173> 東海汽 　　　　東２　　 +0.18 　　2/15　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース