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【市況】29日の株式相場見通し=反発、米国株買い戻されセンチメント改善

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買いが先行し日経平均株価は反発に転じそうだ。前日の米国株市場では、NYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇、市場の波乱要因となっていた一部の銘柄への投機的売買が制限される動きが広がったことが、マーケット全体に安心感を与え、前の日の急落の反動から立ち直る動きをみせた。東京市場でも前日は日経平均が一時600円を超える下げをみせたが、米株市場の切り返しを受けて市場センチメントが改善し、目先リバウンド局面に移行しそうだ。好調な決算を発表した大手半導体製造装置関連などの株価に注目が集まるほか、好決算企業への買いが全体相場を押し上げる役割を担うことが予想される。

 28日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比300ドル19セント高の3万603ドル36セントと反発。ナスダック総合株価指数は同66.560ポイント高の1万3337.158だった。

 日程面では、12月の有効求人倍率、12月の完全失業率、日銀金融政策決定会合の主な意見(1月20~21日開催分)、1月の都区部消費者物価指数、12月の鉱工業生産指数速報値など。海外では、10~12月期仏GDP速報値、10~12月期独GDP速報値、12月の米個人所得・消費支出、12月の米仮契約住宅販売指数など。

出所:MINKABU PRESS

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