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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:東芝、エーザイ、日電産

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
■東芝 <6502>  3,420円  +457 円 (+15.4%)  11:30現在
 東芝<6502>はカイ気配スタートで急騰。22日取引終了後、東京証券取引所の承認を得て29日に現在の2部から1部市場に指定されることになったと発表した。これを受け、同社株にはTOPIX組み入れなどによる需給好転を期待した大量の買い物が流入している。同社は17年8月に1部から2部に指定替えしており、1部への復帰は約3年半ぶりとなる。また同日に名古屋証券取引所の2部から1部に指定されることも明らかにしている。

■ウェルビー <6556>  1,580円  +147 円 (+10.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 ウェルビー<6556>が大幅に3日続伸。株価は一時、前週末に比べ11.5%超高に買われている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は22日、同社株のレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。目標株価は2500円に設定した。主力の障害者就労支援サービスの出店による中長期的な2ケタ成長とその収益性の高さを評価している。同市場の過半数を占める非営利法人は就職支援ノウハウを持たず、事業撤退するケースも多いなかで、同社は高い就職実績を示している。また、公費事業である就労移行支援でも同社の優位性は際立つとみている。同証券では、その成長性・収益力の高さは十分株価に織り込まれていない、と指摘している。

■日本マイクロニクス <6871>  1,659円  +150 円 (+9.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 日本マイクロニクス<6871>が急騰、16%を超える上昇で一気に1700円台まで駆け上がった。プローブカードなど半導体計測機器を主力に展開している。世界的に半導体不足が顕著となるなか、日米欧の政府が台湾に半導体増産の協力要請を行っていると伝わったことが思惑を呼んでいる。これに先立って半導体ファウンドリー世界トップの台湾・TSMCが日本で新工場を建設する計画が報じられており、開発力に定評がある同社にはその恩恵を享受する関連有望株としてマーケットの視線が集まっている。

■I-PEX <6640>  2,212円  +186 円 (+9.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 I-PEX<6640>が急伸、マドを開けて26週移動平均線から上放れてきた。電子機器向けコネクター大手で、車載向けやスマートフォン端末向けで高い商品競争力を持つ。米国では今週27日に決算発表を控えるアップルが好決算期待を背景に、前週末も最高値を更新するなど物色人気に沸いている。これを背景に、アップルに部品を供給する日本の電子部品メーカーに投資資金が流れ込みやすい状況にある。そうしたなか、I-PEXは旺盛な5G関連需要に対応して生産増強に動くなど需要獲得に余念がなく、株価も中段もみ合い放れが鮮明となっている。

■野村マイクロ <6254>  3,695円  +200 円 (+5.7%)  11:30現在
 野村マイクロ・サイエンス<6254>がカイ気配スタートで3連騰、上値指向を鮮明としている。半導体向けを主軸とする超純水装置の大手で、韓国や台湾の大手企業向けで高い実績を持つ。世界的に半導体不足が顕在化するなか、日米欧の政府が台湾に半導体増産の協力要請を行っていることがメディアを通じて報じられており、同社はその流れに乗る銘柄として投資家の視線を集めている。21年3月期は営業利益段階で68%増の31億円見通しと前期に続いての急拡大を見込むが、更に上振れの可能性も意識されている。 

■エーザイ <4523>  7,873円  +240 円 (+3.1%)  11:30現在
 エーザイ<4523>が反発している。24日付の読売新聞朝刊で、「アルツハイマー病の発症を防ぐ予防薬の開発を目指し、認知機能が正常な人を対象にした国際共同治験が、来月にも日本でスタートする」と報じられ、「エーザイが開発した薬剤『BAN2401』を、世界の1400人に4年間投与し、効果を検証する」としていることが好材料視されている。なお、エーザイでは20年7月、「BAN2401」について、無症状期のアルツハイマー病を対象とした新たな第3相臨床試験を開始すると発表しており、米国に続き、日本やカナダ、オーストラリア、シンガポール、欧州で治験実施施設を拡大する予定としていた。

■AI inside <4488>  69,200円  +2,100 円 (+3.1%)  11:30現在
 AI inside<4488>が大幅反発している。午前9時ごろ、同社が開発・提供するAI-OCR「DX Suite」を活用した「ワクチン接種管理業務ソリューション」を自治体向けに提供開始すると発表しており、これが好感されている。「ワクチン接種管理業務ソリューション」は、紙帳票の文字情報を読み取りデータ化するAI-OCR「DX Suite」やRPAなどを組み合わせることで、自治体のワクチン接種管理で、予診票及び接種券から接種情報を読み取り、管理システムへ入力するまでの業務の効率化を実現するもの。500社以上のRPA・AI-OCR導入支援実績を持つパーソルプロセス&テクノロジー(東京都江東区)が提供するRPAなどのサービスを組み合わせることで、その工程で必要となる人員も含めて一気通貫で業務効率化を支援するとしている。

■DIC <4631>  2,586円  +63 円 (+2.5%)  11:30現在
 DIC<4631>が3日ぶりに反発している。この日、抗ウイルス・抗菌機能を有した「3Dプリンタ向け熱可塑性プラスチック材料(フィラメント)」を開発したと発表しており、これが好感されている。今回開発された3Dプリンタ向けフィラメントは、抗ウイルス・抗菌機能を有した熱可塑性ポリウレタン樹脂(TPU樹脂)を採用。TPU樹脂は柔軟性や耐摩耗性を有することから、フェイスシールドやマスクなど医療や衛生用途での活用が期待できるとしており、電子・電気、スポーツ、日用品、住宅・建材、自動車など幅広い業界への展開を視野に入れ、21年度中の販売を目指すとしている。なお、抗ウイルス・抗菌性に作用するフィラメントの開発は国内初となる。

■神戸物産 <3038>  3,020円  +60 円 (+2.0%)  11:30現在
 神戸物産<3038>が3日続伸している。前週末22日の取引終了後に発表した12月度単独業績で、売上高が前年同月比20.3%増、営業利益が同35.3%増となり、3割以上の大幅営業増益となったことが好感されている。業務スーパーの新規出店が7店舗あったことで店舗数が896店舗となり、前年同月に比べて店舗数が45店舗増加したことが寄与した。商品別では、マスクや除菌用アルコールなどの衛生関連商品が引き続き好調に推移したほか、12月としては初めての開催となる「業務スーパー888 店舗達成記念セール」を開催し、「合鴨ロース」などのセール対象商品が伸長したことも売り上げ拡大を牽引した。

■建設技術研究所 <9621>  2,510円  +45 円 (+1.8%)  11:30現在
 建設技術研究所<9621>が4日続伸し昨年来高値を更新している。前週末22日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が650億円から651億円(前の期比3.9%増)へ、営業利益が44億円から50億円(同17.2%増)へ、純利益が29億円から36億円(同28.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。防災・減災対策の強化やインフラ老朽化対策にかかわる国土強靭化計画の推進などの良好な受注環境を背景に、受注が増加したことが牽引した。また、業務の効率的な実施による原価率の改善も寄与したという。

■グリー <3632>  590円  +4 円 (+0.7%)  11:30現在
 グリー<3632>が反発している。前週末22日の取引終了後、21年6月期第2四半期(10~12月)に投資事業組合運用益27億9800万円を営業外収益として計上すると発表しており、これが好感されている。なお、これにより第2四半期累計(7~12月)の投資事業組合運用益は31億2100万円となる。

■日本電産 <6594>  14,290円  +90 円 (+0.6%)  11:30現在
 日本電産<6594>が売り買い交錯も頑強な値動きを示している。今週から国内企業の決算発表が本格化するが、その皮切りとしてきょうは取引終了後に同社の21年3月期第3四半期の決算発表が予定されており、マーケットの注目度も高い。米国では今週27日に決算発表予定の電気自動車(EV)大手テスラの決算に世界の耳目が集まっており、EV関連株人気の動向を左右しそうだ。日本電産はEV向け駆動用モーターを積極展開しており、同商品の売り上げや今後の見通しに対する思惑が株価に与える影響は大きい。

■東京エレクトロン <8035>  43,680円  +170 円 (+0.4%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力銘柄は強弱感対立のなか売り買いが交錯し高安まちまちとなっている。世界的に旺盛な半導体需要を背景に、総じて半導体セクターは株価の強調展開を示す銘柄が多くなっているが、出遅れている中小型株に物色の矛先が向かう一方で、先駆した大型株は目先利益確定の売り圧力も意識されているようだ。前週末の米国株市場でインテルが市場コンセンサスを上回る好決算を発表したものの、目先利益確定売りで大幅反落したことも影響している。

■西松屋チェーン <7545>  1,418円  -40 円 (-2.7%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が3日続落している。前週末22日の取引終了後に発表した1月度(20年12月21日~21年1月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比0.8%減と15カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。気温が低く推移したことで、手袋やニット帽子、防寒ジャケットなどの売り上げが伸長したほか、春物衣料も順調に立ち上がった。ただ、客数が同2.7%減となったことが響いた。なお、全店売上高は同0.5%増だった。

■カワチ薬品 <2664>  3,035円  -75 円 (-2.4%)  11:30現在
 カワチ薬品<2664>は4日ぶり反落。北関東を営業地盤とするドラッグストアでコロナ禍でのマスクや除菌剤のほか、食品関連など巣ごもり需要を捉え業績は好調に推移している。前週末22日取引終了後、21年3月期の業績予想を上方修正、営業利益は従来予想の85億円から10億円上乗せし、前期比67%増の95億円見通しとした。また、好業績を背景に株主還元姿勢も強め、年間配当は従来計画の45円から50円に5円増額した。ただ、株価は前日まで好決算を織り込む形で上値を指向しており、目先は利益確定の動きが優勢となった。

■AKIBA <6840>  6,190円  +1,000 円 (+19.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 AKIBAホールディングス<6840>は前週末のストップ高に続き、きょうも売り物薄のなか大口の買い注文が入り、前日比1000円高はストップ高となる6190円でカイ気配に張り付いている。前週末の後場取引時間中に同社子会社のバディネットとNEXTWAY(東京都中央区)のポリマテリアル充填工法が、ソフトバンク<9434>の5G基地局建設に採用されたと発表したことが投資資金の攻勢につながっている。AKIBAは材料株素地に富むが、株式需給面では信用買い残が直近データで9万株程度と軽い。また、テクニカル的にも前週末時点で日足一目均衡表の雲抜けを果たしたが、きょう連続ストップ高となった場合、週足ベースの一目均衡表でも前方に控えていた分厚い雲を一気に上抜ける形となる。業績面も20年3月期の営業5割増益に続き、21年3月期もコロナ禍にあって小幅ながら増益確保の見通しにあるなど買い安心感があるようだ。

■Sシャワー <4838>  504円  +80 円 (+18.9%) ストップ高   11:30現在
 スペースシャワーネットワーク<4838>がストップ高の504円に買われている。前週末22日の取引終了後、音楽専門チャンネルスペースシャワーTVにおいて、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と共同で、レギュラー音楽番組「OTONARI!(オトナリ) by TikTok&SPACE SHOWER TV」をスタートすると発表しており、これが好感されている。同番組は、ロックとクラブミュージックそれぞれのシーンで今話題のアーティストをMC陣に迎え、トークやライブ、TikTokで話題のクリエイターのパフォーマンスなどを通して、新たな音楽との出会いを届けるという。スペースシャワーTVのTikTokアカウントで月2回の無料生配信を行い、後日スペースシャワーTVでも月1回放送されるとしており、初回配信は1月28日午後9時からとなっている。

●ストップ高銘柄
 カワセコンピ <7851>  329円  +80 円 (+32.1%) ストップ高   11:30現在
 JFEコンテイナー <5907>  5,630円  +700 円 (+14.2%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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