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【市況】21日の株式相場見通し=反発、米主要株3指数最高値更新受けリスクオン

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は買い優勢の地合いが想定され、日経平均株価は反発する公算が大きい。前日の欧米株市場は軒並み上昇した。米国ではバイデン大統領の就任式が行われ新政権が発足したが、米国株式市場はこれを横目にリスク選好の流れとなり、NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数いずれも過去最高値を更新している。これを受け東京市場でも主力株を中心に広範囲に投資資金が流入しそうだ。外国為替市場で1ドル=103円台半ばの推移と円高方向に振れていることはやや注意が必要ながら、輸出セクターへの影響は限定的とみられる。日経平均は2万8000円台後半をうかがい、14日につけた昨年来高値2万8698円を意識した強調展開が予想される。

 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比257ドル86セント高の3万1188ドル38セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同260.068ポイント高の1万3457.248だった。

 日程面では、きょうは20年12月の貿易統計、日銀金融政策の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見など。海外ではECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、1月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、12月の米住宅着工件数など。

出所:MINKABU PRESS

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